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【前編】靴が1cm大きい場合のサイズ調整方法10選:応急的な方法やフットケアも紹介

2023年6月19日

靴 1cm大きい 調整

みなさんの中には、「お店で一目惚れした靴が、自分の足のサイズより1cm大きかった。1cmくらいなら何とかなるだろう」と、購入した経験がある方は少なくないのではないでしょうか。

しかし、1cm大きい靴を履いて歩くと、以下のような現象が起こる場合があります。

・足が滑りやすい
・足先がブカブカ
・かかとがパカパカと浮く
・足裏の腱と脛の筋肉が痛くなる

とはいえ、一目惚れした靴は、可能な限り履きたいですよね。

かくいう僕は、古着が好きです。
古着は基本的に1点ものなので、1cm大きい靴を購入することが多々あります。
ですので、可能な限り履きたい、という気持ちは分かります。

実は、1cm大きい靴のサイズを調整する方法があります。
それを実践すれば、1cm大きい靴を履き続けることができるのです。

本記事では、靴が1cm大きい場合に便利なサイズ調整方法を中心に、【前編】と【後編】に分けてお伝えします。

 

靴のサイズ基準

調整方法についてお伝えするまえに、靴のサイズ基準について触れたいと思います。

靴のサイズ基準を知ることで、自分の足のどの部分が靴と合わないかが分かります。
それにより、後で紹介するどの調整方法が適切なのかが分かります。

多くの方は、「足のサイズ」といえば、「かかとからつま先までの長さ」と思っているかもしれません。

実は、実際には、下の画像の通り、足長(そくちょう)、足囲(そくい)、足幅(そくふく)の3つがあります。

 

靴 サイズ 合わない 原因

画像引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/hitotai/wise.html

靴も足長、足囲、足幅を基準に作られています。
つまり、足と靴の形状が一致するとは限らないことを意味します。

たとえば、足幅が広い人がいるとします。
その人は、足幅に合わせて靴のサイズ選びをするため足長が合わず、つま先がブカブカになったり、かかとがパカパカしたりします。
一方、足長が長い人は、それに合わせて靴のサイズを選びます。
そのため、足囲や足幅が合わず、足の甲がブカブカになるなどの現象が起こるのです。

また、皆さんの中には、同じ26cmのスニーカーでも、ナイキならジャストサイズで履けるのに、アディダスだとキツくて履けないという経験をした方もいるかもしれません。
これは、ブランドによって足長、足囲、足幅の採用基準が異なるため起こる現象なのです。

つまり、採用基準が異なる場合、ユーザーがその靴に合わせてサイズ調整を行う必要があるとも言えるでしょう。

 

靴が1cm大きい場合に便利なサイズ調整方法

靴が1cm大きい場合に便利なサイズ調整方法は、主に以下の10個が挙げられます。

①インスール(中敷き)で底上げする
②つま先部分のインソールを敷く
③足先につま先クッションを入れる
④シューズバンドで固定する
⑤ソールの底に滑り止めを貼り付ける
⑥かかとにパッド・クッションを貼る
⑦靴の甲の裏にタンパッドを貼り付ける
⑧靴ひもをきつく締める
⑨厚手の靴下を履く
⑩かかとのすべり革を張り替える

1つずつ見ていきましょう。

 

【調整方法①】インソール(中敷き)で底上げする

◆対応できる靴:足全体をカバーしている靴(スニーカー、ブーツなど)

最もポピュラーなサイズ調整方法に挙げられるのが、インソールでの底上げです。
インソールは別称、中敷きと呼ばれています。

靴の中にインソールを敷くと、足が底上げされます。
それにより、足囲・足幅が靴に合うようになります。

インソールは、多くの靴に適合するように設計されているため、さまざまな靴に使用することが可能です。

おすすめのインソールを以下に挙げます。

 

極厚インソール(村井)


【メール便対応】村井 インソール 極厚インソール

僕が愛用しているのは、上記の村井「極厚インソール」です。
実際の経験を交えて、村井「極厚インソール」をおすすめする理由をお伝えします。

僕は足幅が広いため、それに合わせて靴のサイズ選びを行うケースが多いです。
ただし、靴のサイズ表記は足長が基準になっています。
そのため、実際の足長より0.5〜1cm程度大きい靴を買うケースが多いのです。

ある日、アディダスのスニーカーを買いたくて靴屋にいったところ、この悩みを店員に相談しました。
すると、

「それってよくあることなんですよね。そういう場合は大きめのサイズのスニーカーをチョイスしてインソールを敷いてサイズ調整するといいですよ!」

と、村井の「極厚インソール」を勧められたのです。

靴 1cm大きい 調整 スニーカー

画像引用元:楽天市場

「極厚インソール」は、1cmの厚さで3層構造のなっています。
剥がして厚さ調整も可能です。

インソールで底上げすることで、足の甲の高さが靴に合うようになります。
足長はインソールで調整できませんが、足の甲を靴に合わせることでブカブカ感が軽減され、歩きやすくなります。

 

ウルトラ2(ショックドクター)


ショックドクター ウルトラ2 26.0〜27.0cm 15024(1足入)【ショックドクター】

ショックドクターから販売されているインソール「ウルトラ2」は、足への負担を軽減させるために、5層構造の作りになっています。
サイズ調整だけでなく、とても足に優しいインソールなのです。

ただし、「ウルトラ2」は、シューズに適したサイズにカットする必要があります。
カット方法については以下の動画で詳しく説明しているので観てみてください。

 

 

【調整方法④】シューズバンドで固定する

◆対応できる靴:パンプス

シューズバンドとは、上の画像のように、足の甲から裏にかけて装着するバンドのことをいいます。
別称、パンプスバンドとも呼ばれています。
シューズバンドを装着すると足と靴が固定されるため、歩きやすくなります。

シューズバンドを選ぶ際には、以下の点に留意しておくのがベターです。

バンドが太いと安定性が高いです。しかし、当たる部分が多い分、痛みを感じたり違和感と覚えたりする方がいるかもしれまん。
対して、バンドが細いタイプは、安定性は下がるが、長時間歩いても痛みを感じたり違和感と覚えたりしない傾向にあるようです。

参照元:美脚師®エミリーチャンネル「ハイヒールでラクに歩けるようになるシューズバンドを試してみた」より

シューズバンドは、ビジューやリボンがついたものからカラフルなタイプまで、デザイン性に富んでいます。
ですので、シューズバンドはオシャレを楽しみながサイズ調整もできる、一石二鳥のアイテムなのです。

こちらから様々なシューズバンドをご覧になれます。

一方で、シューズバンドは透明タイプもあります。
目立たせたくない場合は、透明のシューズバンドをつけるとよいでしょう。

透明のシューズバンドは、こちらからご覧になれます。

 

【後編】靴が1cm大きい場合のサイズ調整方法10選:応急的な方法やフットケアも紹介」に続きます

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かめたく

ファッションとプロレスをこよなく愛する元アパレル店員。独自理論に基づいた着こなし術や人気ファッションアイテムの体験記。また、マニアックな視点から捉えたプロレスの魅力をお伝えします。

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