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【後編】靴が1cm大きい場合のサイズ調整方法10選:応急的な方法やフットケアも紹介

2023年6月19日

靴 1cm大きい 調整

※前編を読んでない方
【前編】靴が1cm大きい場合のサイズ調整方法10選:応急的な方法やフットケアも紹介

 

【調整方法②】つま先部分のインソールを敷く

◆対応できる靴:足全体をカバーしていない靴(パンプス・ローファー・サンダル・ミュールなど)

つま先部分のインソールとは、靴のつま先部分に敷くインソールのことを指します。

つま先部分のインソールは、足の甲が露出されるような全体をカバーしていないデザインの靴におすすめです。
例えば、パンプルとローファー・サンダルなどが挙げられます。

パンプスやローファーなどは、つま先とかかとで足を固定します。
そのため、つま先とかかとで足を固定することが重要です。

そのため、つま先部分のインソールを使用し、つま先部分のみを底上げすることで、足のサイズに合わせた調整をすることができます。

おすすめのつま先部分のインソールは、以下の2つです。

 

パーティーフィート(ドクター・ショール)


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ドクター・ショールの「パーティーフィート」はジェルタイプのため、卵を落としても割れないほどのクッション性があります。
ですので、つま先に負担がかかるヒールにおすすめです。

また、「パーティーフィート」は透明なので見えても目立ちません。
そのため、インソールが見えがちなサンダルやミュールにもおすすめです。

 

レザーハーフ(ぺダック)


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ペダッグの「レザーハーフ」は、本革製です。
ですので、視覚的にローファーと相性がよいです。

足の甲がブカブカなローファーを履いている場合、つま先部分に「レザーハーフ」を敷いてサイズ調整することをおすすめします。

 

【調整方法③】足先につま先クッションを入れる

◆対応できる靴:足先を覆っている靴(スニーカー・パンプス・ローファーなど)

次いで紹介するのが、つま先クッションです。
つま先クッションとは、つま先に詰め物をしてサイズ調整をするアイテムのことをいいます。
つま先クッションを入れることで、足長のサイズを調整することができます。

足先を覆う靴で可能なサイズ調整方法です。

おすすめは下記のつま先クッションです。


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柔軟性があるため、先端がとがったパンプスなどにも対応できます。

また、足先に負担がかかるヒールなどに使うと、緩衝材の役割を果たしてくれるため足のケアに繋がります。

 

【調整方法⑤】ソールの底に滑り止めを貼り付ける

◆対応できる靴:全ての靴

ソールの底に滑り止めを貼り付けることもサイズ調整になります。
この調整方法は、全ての靴に対応可能ですが、とりわけ、スリッポンやパンプスにおすすめです。

スリッポンは靴ひもがないため、サイズが大きいとつま先に力を入れていないと脱げやすくなります。
加えて、スリッポンはソールが平らで滑りやすいので、脱げやすさや歩きにくさを助長します。

スリッポンのソールの底に滑り止めを貼ると、踏み込んだ時に足底からグッと固定されます。
それにより、脱げやすさや歩きにくさが軽減されます。

滑り止めは、かかと用とつま先用があります。
より滑りにくさを重視する場合は、かかと用とつま先用の両方がついてる商品を選びましょう。

滑り止めはこちらからご覧になれます。

 

【調整方法⑥】かかとにパッド・クッションを貼る

◆対応できる靴:かかとがある靴(革靴・スニーカー・パンプスなど)

かかとにパッドやクッションを貼ることでも、靴のサイズ調整ができます。
パットやクッションを貼ることで、かかとのパカパカを軽減させる効果があります。
以下の2つの2アイテムがおすすめです。

 

かかとパッド(AOUOA-JP)

靴 1cm大きい 調整 かかと

画像引用元:楽天市場

AOUOA-JPの「かかとパッド」は、かかとに合うようにアーチ状につくられているので貼るとフィット感が向上されます。
ですので、大きい靴を履くと起こる、かかとのパカパカが軽減されます。

上記の画像は黒ですが、他にベージュと黄色もあります。
靴に合わせて選べるのも嬉しい点です。

黒・ベージュ・黄色の「かかとパッド」はこちらからご覧になれます。

 

かかと脱げ防止クッション(AKAISHI


AKAISHI かかと脱げ防止クッション ベージュ

AKAISHIから販売されている「かかと脱げ防止クッション」は、上部に厚みがあるため、足がスポッと抜けるのを防ぐ構造になっています。
かかと脱げだけでなく、靴擦れの防止にも繋がります。

色がベージュなので、目立ちにくいのもメリットです。

 

【調整方法⑦】靴の甲の裏にタンパッドを貼り付ける

◆対応できる靴:足の甲をカバーしている靴(スニーカー、ローファーなど)

靴のサイズ調整は一般的に足底やつま先、かかとで行われますが、実は足の甲でサイズ調整する方法があります。

それは、靴の甲の裏にタンパッドを貼り付ける方法です。
タンパッドとは、靴の甲の裏に張り付けるクッションのことをいいます。

この方法は、足の甲でサイズ感か大きく変わるローファーにおすすめです。

また、タンパッドは脱いでも見えづらいです。
そのため、土足禁止の会社で働く方など、脱いだ時の靴の見た目が気になる方にもおすすめです。

さらに、革製の靴は履き倒すと甲の部分にシワができ、それが足の甲に当たって痛くなるケースがあります。
そのような場合にも、痛み防止としてタンパッドを使用するのが効果的です。

おすすめのタンパッドは、黒く目立ちにくい下記の商品です。


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【調整方法⑧】靴ひもをきつく締める

◆対応できる靴:ひもがある靴(スニーカー、革靴など)

強引な方法になりますが、靴紐をきつく締めるのも一案です。
靴ひもをきつく締めれば、靴の中の空間も埋まり、足へのフィット感が高まるためです。

この方法を行う際は、幅の広い平紐に変えることをオススメします。
幅の広い平紐は、靴に振れる面積が広がるためフィット感が向上します。

下記の平紐がおすすめです。


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なお、この方法は0.5cm程度の微調整には有効はですが、それ以上の調整には適していません。
ですので、本記事で紹介している他のサイズ調整方法でも足りない場合にのみ、この方法を使うことをおすすめします。

 

【調整方法⑨】厚手の靴下を履く

◆対応できる靴:サンダル以外の靴

厚手の靴下を履くこともサイズを調整する一手になります。
靴に手を加えず、サイズ調整を行いたい方におすすめの方法です。

ただし、蒸れやすい傾向にあるため、暑い夏には向かないサイズ調整方法です。

厚手の靴下はこちらからご覧になれます。

 

【調整方法⑩】かかとのすべり革を張り替える

靴 1cm大きい 調整 かかと

画像引用元:farfalle

◆対応できる靴:すべり革が貼ってある靴(革靴、パンプスなど)

上記の画像のように、かかとの内側にすべり革が貼ってある靴の場合、それを張り替えるのもおすすめです。

すべり革は、足をグリップする役割があります。
しかし、使い倒すとグリップ力が下がってしまうのです。

そのため、すべり革を張り替えると、かかとのパカパカを軽減させる効果を期待できます。

すべり革の張り替えは素人でもできる作業ですが、一定の技術や工具が必要になります。
ですので、ミスターミニットなどの靴修理屋に依頼するのがベターです。

 

靴別のサイズ調整方法の早見表

以上を踏まえ、靴の種類ごとに可能なサイズ調整方法を、下記の早見表にまとめてみました。

◯…対応可能、✕…対応不可

  スニーカー スリッポン ローファー 革靴 ブーツ パンプス ミュール サンダル
インソール
つま先部分のインソール
つま先クッション
シューズバンド
滑り止め
かかとパッド・クッション
タンパッド
靴ひも
厚手の靴下
すべり革

 

靴が1cm大きい場合は複数のサイズ調整を組み合わせるのも一手

靴が1cm大きい場合、本記事で紹介したサイズ調整方法のうちの1つを採り入れても、調整が不十分の可能性があります。
ですので不十分の場合は、複数のサイズ調整方法を採り入れるのが一手です。

例えば、インソールを入れてフィット感が物足りないからタンパッドを貼るなどの組み合わせが挙げられます。

僕も1cm大きいスニーカーを購入した際、インソールと厚手の靴下の2つのサイズ調整方法を採用しています。
それにより、より自分に足に合ったサイズになるためです。

 

応急的なサイズ調整方法

急にサイズ調整が必要になった場合、家にあるもので何とかしたい、またはわざわざサイズ調整グッズを買いたくないという人もいるかもしれません。

ですので、ここからはそんな方々に向けて、身近にあるものやコンビニ・ドラッグストアで手に入るものを利用してできるサイズ調整の応急処置を紹介します。

 

ティッシュペーパー

ティッシュペーパーは、足先が余っている場合の応急的なサイズ調整に役立ちます。
つま先クッションの代用になります。

まず、必要量のティッシュペーパーをかかとに詰めます。
次に、テープや絆創膏などでティッシュペーパーを固定します。
この方法は、耐久性には欠けますが、緊急時に簡単にできるサイズ調整方法です。

また、ティッシュペーパーではなく、メイク用のコットンパフでも代用できます。

 

メイクアップスポンジ

メイクアップスポンジは、上の動画のように、かかとがパカパカするヒールを履く場合の応急的なサイズ調整に役立ちます。
つま先の部分インソールの代用です。

まず、足先のソールに両面テープを貼ります。
次いで、その上にメイクアップスポンジを設置します。
サイズ調整が不十分の場合は、さらにメイクアップスポンジを重ねましょう。

 

1cm大きい靴を履く場合はフットケアも大切

ここまでサイズ調整方法をお伝えしましたが、それを行ったとしても歩きにくさや履き心地の悪さがゼロになるとは限りません。
すると、足の筋肉や腱が余分に働かなければならず、足への負担はどうしても避けられません。

その結果、脚が張ってしまい、痛みを起こす可能性があります。

僕も普段、古着の靴を履くことが多いので、ジャストサイズではない靴を履くことが多いです。
そのため、どうしても脚に負担がかかり、土踏まずの腱や膝の筋肉が張ってしまいます。

また、それらの症状が出ると筋肉が固くなり血流が悪くなる可能性があります。
冷え性などの二次症状を引き起こしかねません。

ですので、1cm大きい靴を履く場合は、サイズ調整とフットケアをセットで行うことをおすすめします。

おすすめのフットケアは、マッサージガン(銃のような見た目のマッサージ器具)を利用したマッサージです。

テレビ・動画を観たり、音楽を聴いたりしながらできる、ながらケアが可能です。
フットケアをするために新たに時間をつくる必要がないため取り入れやすいです。

僕がおすすめするマッサージガンは、下記の「ポイントビート」です。


ドウシシャ MOMILUX ポイントビートハンディ ピンク DMG-2101-PK

僕が通っている鍼灸院の先生のお墨付きアイテムでもあり、僕もほぼ毎日愛用しています。
ポイントビートを足裏や膝の筋肉に当てると、張りが軽減されます。

張りが軽減されれば、むくみや足冷えの改善も期待できるため一石二鳥です。
特に女性にはおすすめのアイテムです。

 

まとめ

靴が1cm大きい場合のサイズ調整方法を10個お伝えしましたが、靴の種類によっては適用できない場合があります。
ですので、まずは、自分の靴にどの方法が使えるかを簡単にチェックできる早見表で確認してみてください。

ただ、1cm大きい場合には1つのサイズ調整方法では足りないことがあります。
その場合には複数の方法を組み合わせることで、よりフィットするように調整できます。

とはいえ、サイズ調整を行ったとしても、足に負担がかかることは避けられません。
そのため、サイズ調整とフットケアをセットで行うことをおすすめします。
フットケアを怠ると、足が痛くなり、1cm大きい靴を履くのが辛くなる可能性があるためです。

靴が1cm大きいという理由だけで諦めるのはもったいないです。
適した方法で靴を調整し、歩きやすく快適な足元を手に入れましょう。

本記事が、可愛い靴やお気に入りの靴を履くことができるきっかけになることを願っています。

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かめたく

ファッションとプロレスをこよなく愛する元アパレル店員。独自理論に基づいた着こなし術や人気ファッションアイテムの体験記。また、マニアックな視点から捉えたプロレスの魅力をお伝えします。

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