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Tシャツの上にヒートテックを重ね着すると効果激減!?正しく着る順番とは

2018年12月24日

ヒートテック 重ね着

暖かくなる機能が備えられ、冬に着るインナーとして人気を博しているヒートテック。

通常のインナーとは異なるため、着方について以下のような疑問を抱いている方は少なくないのではないでしょうか。

「ヒートテックって直接地肌に着ればいいの?」
「ヒートテックを2枚着たら効果も2倍?」
「長袖のヒートテックの上に半袖Tシャツを重ね着するとダサい?」

そこで本記事ではヒートテック愛用歴10年の僕が

・ヒートテックを着る正しい順番
・ヒートテックを2枚着ると効果は倍増するかどうか
・ヒートテックにまつわるコーデ

の3つをテーマにして、みなさんが持つ疑問を解消していきたいと思います。

 

ヒートテックを着る正しい順番

まずは、ヒートテックを着る正しい順番についてお伝えします。

ヒートテックは、身体から発散される水蒸気を熱エネルギーに変換することにより、温暖効果を発揮します。
そのため、肌に直接触れる一番下にヒートテックを着ないと、効果は発揮されにくくなるのです。

実際ヒートテックの下に半袖Tシャツを着るなど、効果が発揮されにくい着方をしている方は少なくないようです。

正しい順番は、下記画像のように「ヒートテックの上にTシャツ」ということをを覚えておきましょう。

ヒートテックの上にtシャツ

 

ヒートテックを2枚着ると効果は倍増するかどうか

次いで、「ヒートテックを2枚着ると効果は倍増するかどうか」について触れていきます。

真冬日に、ヒートテックを2枚着るという方も少なくないようです。

果たして、肌に直接触れることで効果を発揮するヒートテックの2枚着は、あったか効果も倍増するのでしょうか。

それが分かる検証結果が以下になります。

 

ヒートテックの2枚着は意味ない

ヒートテック 重ね着 意味ない

引用元:https://woman.mynavi.jp/article/161118-89/

この結果によると、

同サイズのヒートテック2枚着は暖かさが1.5倍
違うサイズのヒートテック2枚着は暖かさが2.25倍

という検証結果になったようです。

一見すると「ヒートテックを2枚着ると効果は倍増する」と言えるでしょう。
しかし、実際は「衣服を2枚着たから」暖かくなっている、と考えられています。

僕もヒートテック2枚着をしたことあるのですが、
「ヒートテック1枚+通常インナー1枚」と変わりがないんですよね。

これはおそらく、ヒートテックを2枚着ても、2枚目が肌に直接触れていないため効果が発揮されていないと考えられるでしょう。

つまり、「ヒートテックの2枚着は意味ない」と言えるかもしれません。

 

ヒートテックの2枚着をする際は異なるサイズがオススメ

また、上記の調査結果からは同サイズの重ね着より違うサイズの重ね着の方が暖かいという事実も判明しています。

これは、違うサイズを重ね着した方が、衣服と衣服の間に程よい空気の層が出来るからと考えられています。

空気の層は外の冷たい空気から守り保温効果を高めてくれるのです。

前項で「ヒートテックの2枚着は意味ない」と言いましたが、
かくいう僕も、以前はヒートテックの2枚着をしていました。
その際は、1〜2サイズ違うもので重ね着をしていました。
というのも、同じサイズで重ね着すると若干のきつさは感じて動きずらくなるんですよね。

ですので、着心地の観点から言っても、
ヒートテックの2枚着をする際は、異なるサイズのした方がよいのです。

 

極暖と超極暖があればヒートテック2枚着は不要

そんな僕も、現在はヒートテックの2枚着はしていません。

というのも現在では、ヒートテックより1.5倍暖かい「極暖」、
2.25倍暖かい「超極暖」が販売されているからです。

極暖や超極暖を持っていれば、ヒートテックを2枚着する必要がないんですよね。

暖かさの度合いは

「極暖」=「同サイズのヒートテック2枚着」
「超極暖」=「異なるサイズのヒートテック2枚着」

と言っていいでしょう。

【関連記事】
【比較】ヒートテック、極暖、超極暖 を着比べてみたら結構違った

 

ヒートテックにまつわるコーデ

ヒートテック 重ね着 コーデ

最後はヒートテックにまつわるコーデについて、下記2つの視点からお伝えします。

・シーンに合わせたコーデ
・ダサくならないコーデ

1つずつ見ていきましょう。

 

シーンに合わせたコーデ

ヒートテックを着る冬でも、シーンのよって寒さが異なりますよね。
そこで、「体を動かす日」「風が強い日」の場合のヒートテックコーデについてお伝えします。

 

体を動かす日

体を動かす日にヒートテックを着ると、体から多くの汗や水蒸気が発せられるためか、
暑くなりすぎてしまいます。

そこで、ヒートテックの下にエアリズムなどの速乾性インナーを着ると
暑くなりすぎることがありません。

僕も実際にそれを実践しています。

僕は、寒い時期になるとコットンのボクサーパンツを履いています。

ですが、体を動かす日の限っては速乾性のある「GU DRY」シリーズのボクサーパンツを履いた上に
ヒートテックタイツを着用します。

すると、股間・お尻周りは暑くなりすぎることなく心地よい暖かさを保てるんですよね。

力仕事をする方やウインタースポーツをする方などには、
「ヒートテックの下に速乾性インナー」を実践することをオススメします。

 

風が強い日

風が強い日は、ヒートテックによってつくれた暖かい空気の層がなくなりやすいです。

ですので、外の冷たい空気を遮断出来るようなアウターを着るのがベターです。

ウインドブレイカーやダウンジャケットがオススメです。

一方、ウール製でつくられたピーコートやダッフルコート、チェスターコートなどは風を通してしまうのでオススメしません。

 

ダサくならないコーデ

続いて「ダサくならないコーデ」についてお伝えします。

上に重ね着する服によって、首元や胸元からヒートテックが見えてダサくなってしまうのではないかと感じる方は多いようです。

そこで、「首元からヒートテック見える問題」「腕からヒートテック見える問題」に分けて、
ダサくならないコーデの提案をしていきます。

 

首元からヒートテック見える問題

首元からヒートテックが見えてダサく見えてしまう場合、次のように対策しましょう。

 

上に重ね着する服と同型のネックを着る

ヒートテックにはクルーネック(丸襟)とVネックの2種類あります。

上に重ね着する服がクルーネックの場合、下に着るヒートテックはクルーネックとVネックどちらをチョイスしても見えません。

しかし、上に重ね着する服がVネックの場合、下にクルーネックのヒートテックを着ると見える場合があります。

ですので、上に重ね着する服と同型のネックを着ることで「首元からヒートテック見える問題」を防止出来ます。

 

上に重ね着する衣服と同色を着る

とはいえ、襟首が広いタイプの服を上に着る場合は、同型ネックのヒートテックを着ても見えてしまうケースがあります。

その場合は、同色のヒートテックを着ましょう。
そうすることにより、上に着る服と馴染むのでダサく見えません。

 

黒か白のヒートテックを着て誤魔化す

同じ色がない場合は黒か白のヒートテックにしましょう。

黒と白は、一見すると全ての素材が同じ風合いに見えるんですよね。

なので、ヒートテックが見えたところで
「あ、この人ヒートテック見えててダサい!」
とはなりずらいんですよね。

目の錯覚を利用すればダサさを防げるのです。

 

レディースのヒートテックのUネックタイプを着る

メンズにはありませんが、レディースのヒートテックには
襟首が深いUネックがあります。

重ね着する服によっては、どうしても見えないようにしたいというのがあると思います。
そういった際は、Uネックタイプのヒートテックがオススメです。

 

腕からヒートテック見える問題

ヒートテックの上に半袖の服を重ね着すると、腕からヒートテックが見えてしまうことがあるでしょう。
その場合は次のように対処しましょう。

 

上に重ね着する衣服と同色を着る

前出の「首元からヒートテック見える問題」と同様、
上に重ね着する服と同じ色のヒートテックを着ましょう。

すると馴染むのでダサくありません。

 

黒か白のヒートテックを着て誤魔化す

同じく、同色がない場合は黒か白のヒートテックにしましょう。

僕が古着屋で働いていた時、ヒートテックをオシャレに着こなしていた女子スタッフがいました。

そのスタッフは腕からヒートテックをのぞかせていましたが、
決まって黒か白のヒートテックを着ていました。

目の錯覚を利用した上手に着こなしていたんですよね。

 

まとめ

ヒートテックを正しく着る順番をお分かりいただけましたか。

着る順番が異なるとヒートテックの効果は激減すると言えるでしょう。

一方それを逆手の取って、ヒートテックの下の速乾性インナーを着ると暑くなる過ぎるのを防止する効果もあります。

つまり、重ね着のテクニックを利用すればヒートテックを上手に活かすことが出来るということです。

本記事では、ヒートテックにまつわるコーデについても触れています。
ぜひ併せてご覧になって、冬の寒い時期をヒートテックで乗り越えましょう。

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かめたく

ファッションとプロレスをこよなく愛する元アパレル店員。独自理論に基づいた着こなし術や人気ファッションアイテムの体験記。また、マニアックな視点から捉えたプロレスの魅力をお伝えします。

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