最近、「プロレス」の文字を見る機会が増えてきました。
テレビや街角を見ますと、プロレスの特集が組まれたり、バラエティ番組や企業の広告にプロレスラーが登場したりと、
目に触れることが多くなっています。
そんなプロレス人気上昇の一番の立役者となっているのが「新日本プロレス」なのです。
バラエティ番組で活躍する”スイーツ真壁”こと真壁刀儀や、
現チャンピオンの”レインメーカー”オカダ・カズチカ等、スター選手が多く所属しています。
そして、スター選手たちは各地を周り日本全国のファンを大熱狂させる激闘を繰り広げているのです。
そんな新日本プロレスの熱狂度を、47都道府県別でランキングにしてみたら一体どうなるのか、独自の数値で算出してみました。
なんと意外な都道府県がランキング上位に入ったのです。
みなさんがお住まいの都道府県は何位に入っているでしょうか?
それでは、ご覧ください。
47都道府県別「新日本プロレス熱狂度」ランキング
「観客動員数÷人口×1,000」で独自の数値”npn”で出した「新日本プロレス熱狂度」ランキングは次の通りです。
※人口と観客動員数は2016年のデータを参照
順位 | 都道府県 | 数値(npn) |
1位 | 東京都 | 9.15 |
2位 | 青森県 | 5.8 |
3位 | 鳥取県 | 5.39 |
4位 | 鹿児島県 | 3.92 |
5位 | 山形県 | 3.74 |
6位 | 石川県 | 3.39 |
7位 | 岩手県 | 3.25 |
8位 | 宮城県 | 3.2 |
9位 | 新潟県 | 3.15 |
10位 | 大阪府 | 3.14 |
11位 | 高知県 | 3.08 |
12位 | 静岡県 | 2.59 |
13位 | 福島県 | 2.41 |
14位 | 秋田県 | 2.25 |
15位 | 愛媛県 | 2.22 |
16位 | 香川県 | 2.2 |
17位 | 富山県 | 2.14 |
18位 | 愛知県 | 2.08 |
19位 | 広島県 | 2.06 |
20位 | 岐阜県 | 1.94 |
21位 | 長野県 | 1.85 |
22位 | 兵庫県 | 1.84 |
23位 | 大分県 | 1.79 |
24位 | 福岡県 | 1.71 |
25位 | 沖縄県 | 1.63 |
26位 | 群馬県 | 1.62 |
27位 | 滋賀県 | 1.43 |
28位 | 三重県 | 1.37 |
29位 | 山梨県 | 1.32 |
30位 | 北海道 | 1.03 |
31位 | 徳島県 | 0.83 |
32位 | 京都府 | 0.7686 |
33位 | 山口県 | 0.7683 |
34位 | 長崎県 | 0.72 |
35位 | 埼玉県 | 0.71 |
36位 | 神奈川県 | 0.69 |
37位 | 栃木県 | 0.64 |
38位 | 和歌山県 | 0.63 |
39位 | 茨城県 | 0.54 |
40位 | 千葉県 | 0.33 |
41位 | 島根県 | 0 |
42位 | 福井県 | 0 |
43位 | 佐賀県 | 0 |
44位 | 宮崎県 | 0 |
45位 | 奈良県 | 0 |
46位 | 熊本県 | 0 |
47位 | 岡山県 | 0 |
トップ3について
では、トップ3を見ていきしょう。
1位「東京都」
1位の「東京都」は予想通りですね!
「プロレス団体の盛り上がり度」=「後楽園ホールでの盛り上がり度」と言われているほど、東京はプロレス団体のバロメーターになっています。
また、東京都での興行数もダントツで1番です。
他の都道府県は多くても年間6興行です。一方で東京の年間興行数は39と、ずば抜けています。
その影響からか、東京に隣接している埼玉県、千葉県、神奈川県は人口が多いわりに興行数が少ないため、
いずれの県もランキング下位になってしまいました。
2位「青森県」
2位は青森県がランクインしました。
青森県が2位になったことを意外に思う方もいるかもしれません。
実は、青森県をはじめ東北地方は「みちのくプロレス」の存在があるため、プロレス文化が浸透している傾向にある地域なのです。
「みちのくプロレス」の代表・グレートサスケは「地方では娯楽が少ない為、潜在的な客層がある」という経営戦略のもと
東北地方を中心とした”地域密着型プロレス”で成功を収めています。
このことが影響してか東北地方はいずれの県も上位を占める結果となりました。
3位「鳥取県」
3位にも、意外な鳥取県がランク入りしました。
鳥取県は47都道府県中、最も人口が少ないながらも安定した観客動員数を記録したのが3位になった理由に挙げられます。
この結果をうけて、東北地方と同様、鳥取県もプロレス文化が浸透しているのかどうか気になったので調べてみました。
すると、鳥取には「鳥取だらずプロレス」という団体があることを発見しました。
もしかしたら、「鳥取だらすプロレス」が鳥取県のプロレス熱の一役を担っているのかもしれませんね。
ワースト3について
続いてワースト3を見てみましょう。
47位「岡山県」
岡山県の人口は20番目に多い約191万人と決して少なくありません。というものの1回も興行が行われていません。
なので、「岡山県はプロレス不毛の地なのかな?」と思いました。
しかし、2015年に新日本プロレスは岡山県でビッグマッチを行っており、3160人を動員しているので、”プロレス不毛の地”とは言えない可能性もあります。
46位「熊本県」
今回は2016年のデータを基にしたため、熊本県は大地震の影響で興行が行われていません。
どんたくシリーズにて、熊本県はビッグマッチが行われるため、本来はもっと上位に食い込むことが予想されます。
45位「奈良県」
奈良県も人口は30番目の多さの約140万人と少なくないものの、1回も興行が行われていません。
とはいえ、奈良県には「奈良を盛り上げたい」という思いで立ち上がった”万葉プロレス”という地域密着型の団体があります。
以上の「岡山県」「熊本県」「奈良県」の他にも、宮崎県、佐賀県、福井県、島根県も興行が1回も行われていません。
まとめ
新日本プロレスは、全都道府県を廻っているように見えて、意外にも7県も興行が行われていないんですね。
また、みちのくプロレスが東北を盛り上げている例でもあるように
プロレス文化が根付いているかどうかという点も”プロレス熱狂度”に比例する傾向にあることが分かりました。
今回は2016年のデータを基に算出しました。
次回は2017年のデータからランキングを作ってみようと思います!