人のよって似合う色や似合わない色があることを、あなたはご存知ですか?
そしてそれは何故だと思いますか?
答えは、「人は生まれ持った肌の色が違う」からです。
肌の色が異なると、似合う色が決まってきます。
この似合う色のことをパーソナルカラーと呼びます。
メンズファッションを着こなす上で、パーソナルカラーはとても重要で見た目に大きな影響を及ぼします。
パーソナルカラーとは
パーソナルカラーとは、その人が持つ肌や髪、瞳などに馴染む色のことをいいます。
「似合う色」と言い換えることも出来るでしょう。
みなさんは、何となく「この色はしっくりくる」「この色は自分に合わない」と感じる経験をしているのではないでしょうか。
そのような感覚を、理論的に落とし込めていったのがパーソナルカラーなのです。
自身のパーソナルカラーを把握することで、何となくの違和感が解消され、似合った色を使った上手なコーディネートが実現されます。
パーソナルカラーを身につけるメリット
また、パーソナルカラーを知ることで、具体的に次のような効果が得られます。
・美肌効果…顔全体の血色をよくし、肌のハリ・ツヤ感が出る
・肌トラブルのぼかし効果…シミ、クマ、クスミ、赤ら顔、ニキビなどを際立たせないぼかし効果がある
・目力効果…目力をアップさせ、魅力的な表情に見える
・小顔効果…フェイスラインの影が消え、引き締まった小顔に見える
・若返り効果…健康的な印象になり、若く見える
4つのタイプの分類されるパーソナルカラー
引用元:https://www.happycolormagic.com/pe-top/pe-jikosindan-hyou/
パーソナルカラーは、春(スプリング)、夏(サマー)、秋(オータム)、冬(ウインター)の4つのタイプに分類されます。
春(スプリング)…イエローベースで、明度(色の明るさ度)と彩度(色の鮮やか度)が高い色グループ
夏(サマー)…ブルーベースで、明度が高く彩度が低い色グループ
秋(オータム)…イエローベースで、明度と彩度が低い色グループ
冬(ウインター)…ブルーベースで、明度が低く彩度が高い色グループ
春・秋は黄みがかったイエローペース、夏・冬は青みがかったブルーベースになっています。
また、春・夏は明るく、秋・冬は暗い傾向にあります。
それぞれのタイプの人の特徴は以下の通りです。
春(スプリング)タイプの人の特徴
スプリングタイプは、透明感のある健康的な肌、ツヤのある髪、キラキラと輝くガラスのように澄んだ瞳の持ち主。顔立ちははっきりしていて、明るく華やかなタイプです。実年齢よりも若々しく見えるせいでしょうか、エネルギッシュで、表情豊かな人が多いようです。
引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/190849/
【春(スプリング)の男性芸能人】
櫻井翔、中居正広、小池徹平、山下智久
夏(サマー)タイプの人の特徴
サマータイプは、きめ細やかなふわっとした肌、やわらかくさらりとした髪、涼しげでソフトな瞳の持ち主。顔立ちはソフトで優しい印象で、上品でしっとりとした雰囲気を醸し出すタイプです。そばにいてほしいと思わせるような、優しさや包容力がありますが、いつも穏やかだからこそ、時折のぞかせる切れ味はとても魅力的に映ります。
引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/190850/
【夏(サマー)タイプの男性芸能人】
二宮和也、草なぎ剛、瑛太、福山雅治
秋(オータム)タイプの人の特徴
オータムタイプは、強い張りのあるつや肌、ボリュームのあるナチュラルな髪、深みのある濃い瞳の持ち主。顔立ちは落ち着いていてシックな印象で、実年齢よりも落ち着いて見える人が多いようです。思慮深い眼差しのせいでしょうか、思わず相談を持ちかけたくなってしまうような、あたたかい雰囲気を漂わせています。
引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/190851/
【秋(オータム)タイプの男性芸能人】
大野智、木村拓哉、中田英寿、平井堅
冬(ウインター)タイプの人の特徴
ウィンタータイプは、なめらかで張りのある肌、しっとりとつやめく黒髪、強く輝くシャープな瞳の持ち主。顔立ちははっきりして濃い印象で、クールでシャープ、華やかな存在感が際立つタイプです。若くから成熟した雰囲気をもつ人も多く、第一印象に残りやすいタイプといえるでしょう。
引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/190852/
【冬(ウインター)タイプの男性芸能人】
松本潤、稲垣吾郎、竹野内豊、長瀬智也
パーソナルカラー自己診断
ここでは、パーソナルカラーの自己診断の方法をお伝えします。
以下10個の質問に答えてみてください。
①肌の色・質感について A:ピンク肌(腕の血管の色が赤みがかった青)で、ツヤ肌(みずみずしく潤いがある肌)ではない ②顔の肌の特徴について ③地毛の色
A:黒系だが、わずかに緑がかっている
B:明るい茶系
C:黒系で、黒みが深い
D:赤みがかっている茶系
④瞳の印象
A:黒色または茶色でやわらかい
B:黒色または茶色で透明感がある
C:黒色ではっきりしている
D:茶色ではっきりとしている
⑤唇の色
A:透明感がある白っぽいピンク
B:透明感のあるオレンジピンク
C:血色が悪いあるいは深みのある赤
D:くすみのあるオレンジ系のピンク
⑥全体の印象
A:優しくて品がある
B:明るくて健康的
C:個性的
D:大人っぽく落ち着いている
⑦髪質
A:柔らかいがボリュームはある
B;硬くてボリュームが少ない
C:硬くてボリュームが多い
D:柔らかくてペタッとしやすい
⑧鼻のかたち
A:横幅が狭く全体的に細長い印象
B:低くて小さめ
C:とても高い、あるいはとても低い
D:丸みがあり大きい
⑨手首
A:滑らかですべすべな肌で、血管が青っぽい
B:透明感がある肌で、血管が緑っぽい
C:透明感がある肌で、血管が青っぽい
D:滑らかですべすべな肌で、血管が緑っぽい
⑩身につけてしっくりくる色
A:ライトグレー
B:キャメル
C:ブラック
D:ダークブラウン
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Aの回答数がもっとも多かった場合→ 夏(サマー)タイプ
Bの回答数がもっとも多かった場合→ 春(スプリング)タイプ
Cの回答数がもっとも多かった場合→ 冬(ウインター)タイプ
Dの回答数がもっとも多かった場合→ 秋(オータム)タイプ
と診断されます。
もし、それでもわかりづらい場合。
しっくりくるアクセサリーの色を以下のように参考にしてみてください。
1.シルバー →夏(サマー)または冬(ウインター)
2.ゴールド →春(スプリング)または秋(オータム)
しっくりくるアクセサリーの色が分からない方は、所有している服で多い色を以下のように参考にしてみてください。
1.黒が多い→夏(サマー)または冬(ウインター)
2.茶色またはベージュが多い→春(スプリング)または秋(オータム)
4つのタイプに分類されない人もいる
以上の自己診断で判別されたパーソナルカラーが、しっくりこない人もいます。
というのも、中には「ウインタータイプだが限りなくサマータイプに近い」という人などもいるためです。
自己診断にしっくりこない人は、そのようなタイプの人かもしれません。
パーソナルカラーとコーディネート
では、コーディネートをする際、どのようにパーソナルカラーを利用するのが効果的なのでしょうか。
顔から近いところにパーソナルカラーを取り入れるのが効果的です。
例えば、シャツやアウター、ネクタイ、ネックレスなどの色をパーソナルカラーにするのが効果的です。
髪色やメガネも、パーソナルカラーを参考にするとグッドです。
パーソナルカラーと好きな色が一致しない場合
パーソナルカラーと好きな色は必ずしも一致しません。
そのような方は、好きな色を身に着けない方がよいのでしょうか。
以下の方法を行うことで、パーソナルカラーを意識しながら好きな色を取り入れることが可能です。
彩度や明度で調整する
彩度や明度を調整することで、好きな色を取り入れることが可能です。
例えば、赤が好きなオータムタイプの人がいるとします。
オータムタイプの人は、明度と彩度が低い方が似合います。
ですので、赤は赤でも、下記画像のような「えんじ色」や「ワインレッド」を身に着けましょう。
対して、下記画像のような「基本的な赤」や「パラ色」などの明度と彩度が高い赤は避けましょう。
素材を変える
全く同じ染料でも、素材によって発色が異なります。
それを利用して、パーソナルカラーを意識しながら好きな色を取り入れることが可能です。
たとえば、コットン(綿)やウール、リネン(麻)など、光の反射が弱い素材は、元の染料より明度・彩度が低く見えます。
対して、シルクやポリエステル、レーヨンなどは光沢感があるため、元の染料より明度・彩度が高く見えます。