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メンズファッションに大切なパーソナルカラー:好きな色と異なる時は?

2015年12月5日

パーソナルカラー

人のよって似合う色や似合わない色があることを、あなたはご存知ですか?

そしてそれは何故だと思いますか?

答えは、「人は生まれ持った肌の色が違う」からです。

肌の色が異なると、似合う色が決まってきます。
この似合う色のことをパーソナルカラーと呼びます。

メンズファッションを着こなす上で、パーソナルカラーはとても重要で見た目に大きな影響を及ぼします。

 

パーソナルカラーとは

パーソナルカラーとは、その人が持つ肌や髪、瞳などに馴染む色のことをいいます。
「似合う色」と言い換えることも出来るでしょう。

みなさんは、何となく「この色はしっくりくる」「この色は自分に合わない」と感じる経験をしているのではないでしょうか。
そのような感覚を、理論的に落とし込めていったのがパーソナルカラーなのです。

自身のパーソナルカラーを把握することで、何となくの違和感が解消され、似合った色を使った上手なコーディネートが実現されます。

 

パーソナルカラーを身につけるメリット

パーソナルカラー

また、パーソナルカラーを知ることで、具体的に次のような効果が得られます。

・美肌効果…顔全体の血色をよくし、肌のハリ・ツヤ感が出る
・肌トラブルのぼかし効果…シミ、クマ、クスミ、赤ら顔、ニキビなどを際立たせないぼかし効果がある
・目力効果…目力をアップさせ、魅力的な表情に見える
・小顔効果…フェイスラインの影が消え、引き締まった小顔に見える
・若返り効果…健康的な印象になり、若く見える

 

4つのタイプの分類されるパーソナルカラー

パーソナルカラー メンズ

引用元:https://www.happycolormagic.com/pe-top/pe-jikosindan-hyou/

パーソナルカラーは、春(スプリング)、夏(サマー)、秋(オータム)、冬(ウインター)の4つのタイプに分類されます。

春(スプリング)…イエローベースで、明度(色の明るさ度)と彩度(色の鮮やか度)が高い色グループ
夏(サマー)…ブルーベースで、明度が高く彩度が低いグループ
秋(オータム)…イエローベースで、明度と彩度が低いグループ
冬(ウインター)…ブルーベースで、明度が低く彩度が高い色グループ

春・秋は黄みがかったイエローペース、夏・冬は青みがかったブルーベースになっています。

また、春・夏は明るく、秋・冬は暗い傾向にあります。

それぞれのタイプの人の特徴は以下の通りです。

 

春(スプリング)タイプの人の特徴

スプリングタイプは、透明感のある健康的な肌、ツヤのある髪、キラキラと輝くガラスのように澄んだ瞳の持ち主。顔立ちははっきりしていて、明るく華やかなタイプです。実年齢よりも若々しく見えるせいでしょうか、エネルギッシュで、表情豊かな人が多いようです。

引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/190849/

【春(スプリング)の男性芸能人】
櫻井翔、中居正広、小池徹平、山下智久

 

夏(サマー)タイプの人の特徴

サマータイプは、きめ細やかなふわっとした肌、やわらかくさらりとした髪、涼しげでソフトな瞳の持ち主。顔立ちはソフトで優しい印象で、上品でしっとりとした雰囲気を醸し出すタイプです。そばにいてほしいと思わせるような、優しさや包容力がありますが、いつも穏やかだからこそ、時折のぞかせる切れ味はとても魅力的に映ります。

引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/190850/

【夏(サマー)タイプの男性芸能人】
二宮和也、草なぎ剛、瑛太、福山雅治

 

秋(オータム)タイプの人の特徴

オータムタイプは、強い張りのあるつや肌、ボリュームのあるナチュラルな髪、深みのある濃い瞳の持ち主。顔立ちは落ち着いていてシックな印象で、実年齢よりも落ち着いて見える人が多いようです。思慮深い眼差しのせいでしょうか、思わず相談を持ちかけたくなってしまうような、あたたかい雰囲気を漂わせています。

引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/190851/

【秋(オータム)タイプの男性芸能人】
大野智、木村拓哉、中田英寿、平井堅

 

冬(ウインター)タイプの人の特徴

ウィンタータイプは、なめらかで張りのある肌、しっとりとつやめく黒髪、強く輝くシャープな瞳の持ち主。顔立ちははっきりして濃い印象で、クールでシャープ、華やかな存在感が際立つタイプです。若くから成熟した雰囲気をもつ人も多く、第一印象に残りやすいタイプといえるでしょう。

引用元:https://allabout.co.jp/gm/gc/190852/

【冬(ウインター)タイプの男性芸能人】
松本潤、稲垣吾郎、竹野内豊、長瀬智也

 

パーソナルカラー自己診断

ここでは、パーソナルカラーの自己診断の方法をお伝えします。

以下10個の質問に答えてみてください。

①肌の色・質感について

A:ピンク肌(腕の血管の色が赤みがかった青)で、ツヤ肌(みずみずしく潤いがある肌)ではない
B:イエロー肌(腕の血管の色が青緑)で、ツヤ肌である
C:ピンク肌で、ツヤ肌である
D:イエロー肌で、ツヤ肌ではない

②顔の肌の特徴について
A:頰が薄いピンク 
B:頰が黄み(オレンジ)がかっている
C:顔全体に血色がなく青白い
D:顔全体にツヤがなく、くすみやすい  

③地毛の色
A:黒系だが、わずかに緑がかっている
B:明るい茶系
C:黒系で、黒みが深い
D:赤みがかっている茶系
 
④瞳の印象
A:黒色または茶色でやわらかい
B:黒色または茶色で透明感がある 
C:黒色ではっきりしている
D:茶色ではっきりとしている
 
⑤唇の色
A:透明感がある白っぽいピンク
B:透明感のあるオレンジピンク
C:血色が悪いあるいは深みのある赤
D:くすみのあるオレンジ系のピンク
 
⑥全体の印象
A:優しくて品がある 
B:明るくて健康的 
C:個性的
D:大人っぽく落ち着いている 
 
⑦髪質
A:柔らかいがボリュームはある
B;硬くてボリュームが少ない
C:硬くてボリュームが多い
D:柔らかくてペタッとしやすい
 
⑧鼻のかたち

A:横幅が狭く全体的に細長い印象
B:低くて小さめ 
C:とても高い、あるいはとても低い
D:丸みがあり大きい
 
⑨手首
A:滑らかですべすべな肌で、血管が青っぽい
B:透明感がある肌で、血管が緑っぽい
C:透明感がある肌で、血管が青っぽい
D:滑らかですべすべな肌で、血管が緑っぽい
 
⑩身につけてしっくりくる色
A:ライトグレー
B:キャメル
C:ブラック
D:ダークブラウン
 
 
以上の項目の結果から。
 

Aの回答数がもっとも多かった場合→ 夏(サマー)タイプ
Bの回答数がもっとも多かった場合→ 春(スプリング)タイプ
Cの回答数がもっとも多かった場合→ 冬(ウインター)タイプ
Dの回答数がもっとも多かった場合→ 秋(オータム)タイプ

と診断されます。

もし、それでもわかりづらい場合。

しっくりくるアクセサリーの色を以下のように参考にしてみてください。

1.シルバー →夏(サマー)または冬(ウインター)
2.ゴールド →春(スプリング)または秋(オータム)

しっくりくるアクセサリーの色が分からない方は、所有している服で多い色を以下のように参考にしてみてください。

1.黒が多い→夏(サマー)または冬(ウインター)
2.茶色またはベージュが多い→春(スプリング)または秋(オータム)

 

4つのタイプに分類されない人もいる

以上の自己診断で判別されたパーソナルカラーが、しっくりこない人もいます。
というのも、中には「ウインタータイプだが限りなくサマータイプに近い」という人などもいるためです。

自己診断にしっくりこない人は、そのようなタイプの人かもしれません。

 

パーソナルカラーとコーディネート

では、コーディネートをする際、どのようにパーソナルカラーを利用するのが効果的なのでしょうか。

顔から近いところにパーソナルカラーを取り入れるのが効果的です。

例えば、シャツやアウター、ネクタイ、ネックレスなどの色をパーソナルカラーにするのが効果的です。
髪色やメガネも、パーソナルカラーを参考にするとグッドです。

 

パーソナルカラーと好きな色が一致しない場合

パーソナルカラーと好きな色は必ずしも一致しません。
そのような方は、好きな色を身に着けない方がよいのでしょうか。

以下の方法を行うことで、パーソナルカラーを意識しながら好きな色を取り入れることが可能です。

 

彩度や明度で調整する

彩度や明度を調整することで、好きな色を取り入れることが可能です。

例えば、赤が好きなオータムタイプの人がいるとします。
オータムタイプの人は、明度と彩度が低い方が似合います。
ですので、赤は赤でも、下記画像のような「えんじ色」や「ワインレッド」を身に着けましょう。

パーソナルカラー メンズ コーデ

対して、下記画像のような「基本的な赤」や「パラ色」などの明度と彩度が高い赤は避けましょう。

パーソナルカラー メンズ コーデ

 

素材を変える

全く同じ染料でも、素材によって発色が異なります。
それを利用して、パーソナルカラーを意識しながら好きな色を取り入れることが可能です。

たとえば、コットン(綿)やウール、リネン(麻)など、光の反射が弱い素材は、元の染料より明度・彩度が低く見えます。
対して、シルクやポリエステル、レーヨンなどは光沢感があるため、元の染料より明度・彩度が高く見えます。

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かめたく

ファッションとプロレスをこよなく愛する元アパレル店員。独自理論に基づいた着こなし術や人気ファッションアイテムの体験記。また、マニアックな視点から捉えたプロレスの魅力をお伝えします。

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