『リリー・フランキー「スナック ラジオ」』のファン、通称「スナラジリスナー」にとって嬉しいニュースが舞い込みました。
それは、8月29日から9月4日に行われた「男女12~69歳」を対象にした『ビデオリサーチ首都圏ラジオ聴取率調査』で、スナックラジオがなんと以下12部門で在京トップの聴取率を記録したことです。
・男性18~49歳
・女性18~49歳
・M1(男性20~34歳)
・F1(男性20~34歳)
・女性10代
・男性30代
・女性30代
・男性40代
・女性40代
・M2(男性35~49歳)
・F2(女性35~49歳)
・女性50代
この獲得部門数は、東京FMを代表する番組『Skyrocket Company』『福山雅治 福のラジオ』『あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE~』と同じです。
もちろん、他局の土曜夕方4時に人気番組が少ないなどの要因も考えられるかもしれません。
しかし、メインスポンサーが存在せず、下世話トークを繰り広げてリスナーから苦情が寄せられるスナックラジオが、この記録を打ち立ててしまうのは、珍事以外の何者でもないのではないでしょうか。
スナックラジオは、東京FMを代表する人気番組の仲間入りを果たしたと言っていいでしょう。
そんなスナックラジオで、リリー・フランキーと双璧をなす存在のバビ(BABI)。
スナックラジオの方向性を決定づけた張本人でもあります。
もはや、『BABIの「スナックラジオ」』と言っても過言ではありません。
スナックラジオ内で、包み隠さず自分の醜態を全国ネットに晒しているバビとは一体何者なのでしょうか。
本記事では、バビを深掘りしていきたいと思います。
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バビのプロフィール
スナックラジオ内とネット上の情報を合わせてみたら、バビのプロフィールは以下であることが分かりました。
生年月日:1991年9月13日 |
生年月日・年齢
生年月日は、1991年9月13日生まれです。
これは、スナックラジオ内で公表しています。
バビは2022年11月現在、31歳です。
本名
本名は、「中光バービー」であることを2020年4月19日放送回のスナックラジオで公表しています。
その放送レポも残っています。
リリー:BABIは本名じゃない? (本名表記:バービー)
BABI:本名です。
BABI:激イタですよね、マジで(笑)。
リリー:渋谷区生まれのキラキラネーム第1世代だよね。
BABI:でもむしろ私、名字が中に光るで中光って読むんですよ。「そっちの方がお前エロイな」って、すごくいじめられていた……。
引用元:https://audee.jp/news/show/65877
リリーやなっちゃんは、バビのことを「バビ」と呼んでいます。
ですので、「バビ」はあだ名のようです。
そして、ローマ字表記の「BABI」は芸名と考えられます。
ここで疑問が残るのは、なぜ日本人にも関わらず、バビの本名がカタカナ表記であるのか、という点です。
「ー」も使われているので、まるで外国人のような名前です。
調べてみると、バビが16歳の時に書いていたと思われるアメブロ『中光バービィのブログ『好きなtypeはlatinoです』』を発見しました。
書いた日付と年齢が生年月日と合致すること、名前が「中光バービィ」であること、ブログがバビらしい内容であることから、このアメブロはバビのもので間違いないでしょう。
そのアメブロで、母親がオランダ人とのクォーターであることを明言しています。
今日初めて知った!
うちのmomはオランダとのクォーター
なんだって!
ぢゃああたしって6分の1でオランダ入ってんの?笑
きんもー
私純日本人な顔してんのに
バービィって名前なのに純日本ってとこがよかったのにね笑
まぁ6分の1なんてほぼ入ってないも同然か
引用元:https://ameblo.jp/fuckinbaby/entry-10077484498.html
クォーターの母親の影響で、本名が「バービー」になったことが推察されます。
家族構成
家族構成は、父親と金魚です。
父親は、アパレル関係で、海外のブランド品を買い付けるバイヤーの仕事をしています。
フェラーリを2台所有する、いわゆる金持ちです。
金魚は、バビが飼育しています。
父親と金魚の存在は、いずれもスナックラジオ内で公表しています。
住居地域
住居地域は、東京都港区の代官山です。
BSフジで放送されていた番組「橋本マナミの東京はいすべ女子図鑑」で、お嬢様セレブの画家としてバビが紹介されました。
その際、父親と暮らすマンションも紹介されています。
広いリビングの真ん中にジャグジーがあり、バビのアトリエもそのマンション内にあります。
職業
バビの職業は、画家・写真家・タレントです。
画家
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バビは、アートの本場のフランスで感化され15歳で画家になることを決意します。
17歳から20歳まで、フランスのパリで留学します。
様々な文化・芸術に触れ、帰国後に画家として活動を始めます。
2021年3月に開いた個展「BABI SOLO Exhibition joint」で、写真の上からペイントを施すフォトペイントが高く評価され、展示した絵画は完売しました。
同年9月にも個展『BABI SOLO Exhibition 「KIRESO」joint gallary』を開きます。
翌2022年11月には、西武渋谷店で開催されるアート展「HELLO!SHIBUYA ~それは、まだ生まれたばかり。」に作品を展示します。
また、2022年10月に公開された映画「天間荘の三姉妹」では、作中にBABIが描いた絵画が飾られています。
バビの絵画の特徴は、個性的な人物画です。
その背景には、人が好きなことが影響していると考えられます。
バビは、某ウェブサイトのインタビューで以下のような内容を話しています。
・人が好きすぎる
・人の話を聞いて分析するのが好き。例えば、リリーがキモいこと言っているにも関わらずキモく聞こえないのはなぜだろう、と分析するのが好き
人が好きでたくさん分析した結果が、個性的な人物画に反映されているのかもしれませんね。
写真家
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バビには、元々グラビアアイドルの友人が多く、その人たちをプライベートで撮っていました。
すると、出版社から声がかかり、写真家としての活動をスタートさせます。
主に、女性の裸体を撮影しています。
ですので、週刊誌の袋とじの中身を見ると、ページの端に「写真:BABI」「撮影者:BABI」などと明記されている場合があるそうです。
女性の裸体を撮ることが生業になっているのは、某ウェブサイトのインタビューで話していた、幼い頃のある体験がルーツになっていると考えられます。
幼稚園生の時、バビは「自分の好きなものを描きましょう」と絵の宿題を出されたそうです。
そこでバビは、ずっとキレイだと思ってた父親所有のエロ本を絵にします。
すると、幼稚園から親子ともども呼び出しを食らい、怒られたそうです。
しかしその帰り道、お父さんは「女性の裸の描き方はああじゃない」とバビを叱ったそうです。
バビのお父さんは、女性の裸ではなく、作品に対してダメ出しをしたのです。
バビは、「今思うと作品に対するダメ出しをしてくれたことが自分の中ですごく大きかった」と語っています。
お父さんに作品自体を否定されなかったことで、キレイなものを撮るという純粋な気持ちが育まれたのではないでしょうか。
そして、それが写真家としての活動に繋がったのかもしれませんね。
タレント
タレントとしては、スナックラジオ以外に以下の番組にレギュラー出演していました。
・BSフジ「リリー・フランキーの(仮)っつーことでいいじゃないですか…。研究所」
・東京MX「バラいろダンディ」
・YouTube「 Zeebraのラップメソッドチャンネル」
その他、”お嬢様セレブ画家”として単発で番組に出演しています。
画家と写真家をやるきっかけなどについては、以下の動画でバビ本人が話しているので、併せて見てみてください。
BABIとリリーが出会ったきっかけ
さて、多くの人が気になるのはバビとリリーが出会ったきっかけではないでしょうか。
スナックラジオで抱腹絶倒のトークを繰り広げ、プライベートでも一緒にご飯を食べに行くほど仲がいい2人はどのように出会ったのでしょうか。
バビがリリーに出会うきっかけをくれたのは、俳優の瑛太(現・永山瑛太)でした。
バビは共通の友人を介して瑛太と会います。
その際、共通の友人は、バビが絵を描いていることを瑛太に伝えます。
すると瑛太は、バビの絵を見て、すごく褒めてくれたそうです。
そこから色々と繋がりができて、リリーと知り合います。
では、何がきっかけでバビとリリーは意気投合したのでしょうか。
リリーは、京都のある寺から、屏風(びょうぶ)におでんくんを描く仕事を依頼されます。
その際、バビはリリーから「一緒にやってくれない?」と誘われます。
それ以前、バビはリリーに自分の絵を見せており、それを面白いと思ってくれたのかもしれません。
屏風が完成するまで約半年間かかったそうです。
それについては、バビのインスタでも投稿されています。
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投稿時期から予測するに、2018年から2019年にかけて描いていたと考えられます。
その期間、バビとリリーは他愛もない話をして意気投合します。
すると、リリーが「俺らがここで話していること、面白いからラジオで流そうよ」って言ったそうです。
実は、その時期、リリーにはラジオのオファーがずっと来ていたそうです。
しかし、一緒にやりたい人がいないことを理由にずっと断っていました。
そんな折、バビと出会います。
リリーは、「この子とやるれるならラジオをやりたい」と東京FMに持ちかけます。
そして、無名のバビが全国ネットのラジオ番組『リリー・フランキーの「スナックラジオ」』への出演に至ったのです。
バビがスナックラジオに初出演した放送回は以下の動画で聴けます。
現在とは異なり、言葉を選びながらトークをしています。
その部分に注目しながらぜひ聴いてみてください。
終わりに
某ウェブサイトのインタビューで、バビのもとには「金持ちの娘だから道楽でやっているんだろ」「リリーさんの力を使って」など、嫌味を言ってくる人がいることを話しています。
しかし、バビは賛否両論があっていい、好きでも何でもない人に言われても真に受けない、と意に介していません。
スナラジリスナーにとっては言わずもがなですが、バビはとても人間的な魅力に溢れた人です。
育ちとは想像がつかないほどに、全国の電波に乗せて醜態を晒しています。
いわゆるボンボンのお嬢様とは程遠いイメージです。
そんなバビの奢らずに飾らない姿勢が、すごく好感が持てます。
これからも、周りを気にせずバビらしい活躍を期待しています。
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