メンズの間でも徐々に浸透してきて、最近では定番になりつつある白パンツ。
爽やかで清潔感があって、春夏シーズンにピッタリですよね!
しかし、この白パンツに、何となく苦手意識を持っている人も多いようです。
履いてみたけどイマイチ着こなせないって人も結構いるのではないでしょうか。
今回は、白バンツの着こなし術を中心にご説明させていただきます。
白パンツの魅力
まず、白パンツの魅力についてお伝えします。
【魅力①】どの色とも相性が合う
白はどの色とも相性が合います。
それは白という色味のない特性が、どの色と合わせても馴染むという特性があるためです。
そのため、白パンツには、トップスや靴を何の色を持っていっても合います。
【魅力②】清潔感がある
白パンツは清潔感があります。
白は色の特性上、汚れが目立ちます。
ですので、汚れ対策は大変です。
しかし、裏を返せば、キレイに履いた白パンツは清潔であることの証明になります。
ですので、白パンツは清潔感があるのです。
白パンツを穿く際の注意点
白パンツを穿く際は、次の点に注意してください。
【注意点①】インナーが透けないようにする
薄い生地の白パンツの場合、インナーが透ける可能性があります。
ですので、下着が透けないように注意してください。
薄い生地の白パンツをはく場合は、白やグレー、ベージュのインナーを穿くことをオススメします。
特に、ベージュのインナーは透けません。
メンズの肌色パンツは、アマゾンで売っています。
僕が持っているこのベージュのパンツはオススメです。
安価のわりに、履き心地がよいです。
【注意点②】汚れが目立つ
白パンツは、清潔感がある一方で汚れが目立ちます。
汚れを落として、清潔な状態をキープ出来るように注意してください。
また、雨の日は白パンツを避けた方がベターです。
というのも、雨の日に白パンツを穿くと、歩行により地面の水跳ねが起こり、泥水で裾が汚れるためです。
【注意点②】膨張して見える
白は、膨張色です。
膨張色とは、明度が高い(すごく明るい)ことから、他の色に比べて、膨らんだり広がったり錯覚して見える色のことをいいます。
それによって、白パンツを穿くと実際の脚より太く見えます。
下の画像を見ると分かるかと思います。
足が太い人が穿くと、ピチピチ感が出て、短足に見えます。
しかし、下の画像のようにスリムな人が穿くと、多少の膨張はあるとはいえ、スタイリッシュで爽やかな清潔感があって、とても良い感じです。
これは、「足が太い人は白パンツを履かない方が良い!」と言いたいのではありません。
「その人に合った白パンツの着こなし方がある!」ということです。
つまり、白パンツは着こなし方が大切と言えるのです。
白パンツの着こなし術
それでは、白パンツの着こなし術をお伝えします。
白パンツは主張が強いので、合わせるアイテムによっては、キメ過ぎたり派手になったりする印象を与える可能性があります。
そのため、一定の工夫も必要になるアイテムなのです。
【着こなし術①】収縮色の靴を履く
前出の通り、白は膨張色です。
そのため、白パンツを穿くと脚が太く見えます。
そこで、引き締まって見える収縮色の靴を履きましょう。
例えば、黒やダークグレー、ダークブルーなど、濃度の高い色が収縮色に当たります。
身体の先端である足は、視線が集まりやすい部分です。
そこに、収縮色の靴を合わせることで、全体をスッキリ見せる効果があります
【着こなし術②】ネイビーのトップスを合わせる
白パンツはネイビーシャツのようなトップスと相性がよいです。
ネイビーは、誠実なイメージのある色です。
そのネイビーを合わせることで、白パンツの清潔感がより引き出されます。
ネイビーと白は、相乗効果を発揮する色の組み合わせなのです。
【着こなし術③】ナチュラル要素をプラスする
白パンツは清潔感がある一方で、キメ過ぎ感があります。
ですので、白パンツを穿く際は、キメ過ぎ感を和らげるのがコツです。
ナチュラル要素をプラスすると、キメ過ぎ感を和らげられます。
ナチュラル要素のあるアイテムは、ベージュやブラウンなどのアースカラー、コットンや麻などの天然素材からつくられた服が挙げられます。
それらのアイテムを合わせることで、キメ過ぎ感を和らげて、優しく柔らかい着こなしになります。
【着こなし術④】カジュアルアイテムを合わせる
キメ過ぎ感は、ナチュラル要素だけでなく、カジュアルアイテムを合わせることで和らげることも可能です。
マウンテンパーカーやスニーカー、バックパックなどのカジュアルアイテムを着ると、キメ過ぎ感を和らげられます。
以上に挙げた着こなし術のいずれかを取り入れることで、白パンツを穿きこなすことが出来ます。
初心者にオススメのメンズ白パンツ
白パンツの着こなすためには、以上で説明したようにキメ過ぎ感が目立たないように他のアイテムでバランスを取る必要があります。
アイテムがない方は、買い足す必要があります。
しかし、予算的に用意出来ない方もいるでしょう。
そこで、ここでは初心者でも着こなしやすいキメ過ぎ感のない白パンツを紹介します。
【初心者①】テーパードパンツ
テーパードパンツとは、足先に向かって細くなっているシルエットのパンツのことを指します。
テーパードパンツを穿くと足首周りの細さが強調されるので、脚が引き締まって見える効果があります。
ですので、膨張色で着こなし術が問われる白パンツでも、テーパードパンツなら初心者でも挑戦しやすいです。
【初心者②】アクティブイージーパンツ
アクティブイージーパンツとは、活動的な動きにも対応出来るようなゆとりのあるシルエットのパンツのことをいいます。
ほどよくゆったりしたシルエットなので、白パンツ特有のキメ過ぎ感がありません。
【初心者③】ジョガーパンツ
引用元:https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/evergreen92/item/64030/
ジョガーパンツとは、裾にゴムやリブがついたパンツのことを指します。
元々はジョギング用のアイテムです。
ですので、ジョガーパンツにはカジュアル感があります。
そのカジュアル感が、白パンツのキメ過ぎ感を相殺してくれます。
【初心者④】スウェットパンツ
スウェットパンツは、カジュアルアイテムを代表するアイテムです。
スウェットパンツのカジュアル感によって、白パンツのキメ過ぎ感が相殺されます。
【初心者⑤】ワイドパンツ
ワイドパンツには、ラフなイメージがあり、カジュアル感を演出出来ます。
そのため、白パンツのキメ過ぎ感を打ち消してくれます。
【初心者⑥】チェックパンツ
チェック柄には、カジュアルな印象、若々しい印象、親しみやすい印象を与える効果があります。
それがキメ過ぎ感を和らげる効果があります。
【初心者⑦】コーディロイパンツ
画像引用元:http://lymph-beautycare.com/underpants/corduroy-pants/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%84%E7%99%BD%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%87%EF%BC%81%E4%BA%BA%E6%B0%97%E3%81%AE%E7%99%BD/
コーディロイパンツは、縦うねしているのが特長です。
その縦うねがカジュアル感の演出に繋がり、白パンツのキメすぎ感を和らげます。
ですので、白のコーディロイパンツは合わせやすいのです。
【季節別】白パンツのコーディネート
ここで白パンツのコーディネートを季節別にご紹介します。
【季節別】春
収縮色である黒のスニーカーを履くことで、白パンツの膨張効果をカバーしているコーディネートです。
白パンツを穿くと春らしさを演出出来ます。
春のコーディネートに白パンツはオススメです。
【季節別】夏
白パンツが持つ清潔感が、夏に相応しい爽快感を出します。
【季節別】秋
秋に白パンツを穿くと、季節感が合わなくなりやすいです。
しかし、秋を連想させる、黄・茶系を合わせることで、季節感にマッチしたコーディネートになります。
【季節別】冬
上記コーディネートは、冬の白ワイドパンツのコーディネートです。
ワイドパンツには、既述の通りカジュアル感があります。
その白ワイドパンツにニットのロングカーディガンを合わせることで、さらに白パンツのキメ過ぎ感を打ち消しています。
それにより、白パンツによるラフコーデが実現されます。
秋冬は季節感が合わなくなる可能性があります。
ですので、上記コーデのように色合わせを工夫してバランスを取りましょう。
まとめ
白パンツは、真っ黒コーデになりがちなメンズファッションに最適なアイテムです。
一見、派手になりそうですが、上手に着こなせばバランスの良いおしゃれなコーディネートが完成しますので、ぜひお試しください。