新日本プロレスでリコシェの活躍を見るたび、思い出す人物がいます。
その人物は、かつてリコシェが”ハイフライヤーズ”というタッグで
”ヤングバックス”や”レッドドラゴン”、”六本木ヴァイス”
としのぎを削っていた時のパートナー
「マットサイダル」。
彼は、2016年9月に日本に液体大麻を密輸したことが発覚して、
大麻取締法違反で逮捕されました。
それ以降、新日本プロレスから姿を消しました。
彼は今、一体どこで何をしているでしょうか。
今回はそのことについて、
彼が刻んできたプロレス人生の歴史を振り返りながら、
現在の状況について詳しく書いていきます。
マットサイダルの経歴について
マットサイダルは本名「マシュー・ジョセフ・コークラン」で
1983年生まれアメリカ出身の現在34歳（2017年現在）です。
2000年にアメリカのインディーズ団体でデビューした後、
TNA、ROHの参戦を経て、2006年からはDRAGON GATEに参戦しました。
その時、外国人としては初めて
オープン・ザ・ブレイブゲートのチャンピオンになるなど、
日本マットでも活躍をしていました。
その後は、ＷＷＥに2007年から2014年まで所属し、
ＷＷＥタッグ王座になったこともあります。
2015年9月からは新日本プロレスに試合ごとの契約選手として参戦し、
同年11月に、SUPER Jr. TAG TOURNAMENTにリコシェと組んで出場し優勝、
2016年6月には小島聡、リコシェとのタッグチームで
第7代NEVER無差別級6人タッグ王者になりました。
ジュニアの技巧派として、日本でも人気がありました。
そんな中、
2016年9月に関西国際空港にて大麻取締法違反で逮捕され、
以後、新日本プロレスに上がることはなくりました。
マットサイダルは今・・・
逮捕後、
マットサイダルのインスタグラムは更新がピタッと止まり、
動向が心配されていました。
しかし、逮捕後2ヶ月後の12月、久しぶりにアップされました。
にこやかな表情のサイダルがアップされました。
そして、今年4月にはROHのリングで復帰を果たしました。
そこで先日行われた新日本プロレスとROHの合同興行「WAR OF THE WORLD」でサイダルは参戦し、
新日本プロレスに復帰するのでは？
という噂も囁かれるようになったのです。
この興行は新日本プロレスワールドでLIVE配信（生中継）されたのですが、
後のタイムシフト（後日）配信では、
サイダルが出場した試合のみカットされていたため、
新日本プロレス側が
サイダルを避けていることが浮き彫りとなりました。
マットサイダルの今後・・・
サイダルを避けている理由は、
新日本プロレスがコンプライアンス（企業が法令や規則をよく守ること）を重視しているからではないか
と言われています。
大麻取締法違反で逮捕された過去があるサイダルのことを避けているのでしょう。
このことからサイダルは今後、
新日本プロレスのリングに上がることはないと思います。
しかし、サイダルはROHだけではなく、
インパクト・レスリング（旧TNA）でもリング復帰をしています。
インパクト・レスリングの関係者は、
「サイダルはインパクト・レススリングと契約した」と言っているそうです。
同団体は現在、プロレスリングNOAHと業務提携を結んでいるので、
この情報が本当ならば、
今後サイダルはNOAHで日本復帰を果たすかもしれません。
日本復帰を待ち望むファンの声
そんなサイダルをもう一度見たいと待ち望む日本のファンは多いです。
https://twitter.com/kaitan1139/status/866537586344345600 https://twitter.com/TDF036/status/863224162038325248 https://twitter.com/mana_lijgbh/status/853890456517619712
まとめ
僕もサイダルの日本復帰を待ち望むファンの一人です。
現在行われているベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで、
リコシェが時折サイダルのムーブを見せますが、
その度に思い出します。
しかし、サイダルは逮捕されたことで、
日本への入国を禁止されているという情報もあります。
もし、そうだとしても
僕はサイダルがいつか日本復帰を果たすことを期待しつつ、
SNSでの近況を見守り続けたいと思います。
【次回予告】
次回は「マイケル・エルガンの新日本プロレス退団後」についてお送りします。
