秋冬に活躍するアイテムと言ったらダウンベスト!
寒くなってきた日にサラッと着れるので1枚は持っておくと便利です。
しかし、いざとなった時どう着こなせばいいんだろう?って疑問に思いませんか?
僕も初めてダウンベストを買った時は、どう着ようか悩んだことを覚えています。
ダウンベストを着こなすことは難しいと感じていました。
ですが、コツさえ掴めば、ダウンベストの着こなしは決して難しくありません。
本記事では、初心者の方でも挑戦できるダウンベストの簡単な着こなし術をお伝えします。
ダウンベストとは
そもそもダウンベストとはどのようなアイテムのことを指すのでしょうか。
ダウンベストとは、ダウンフェザー(羽根毛、羽毛)や中綿(ポリエステル)を詰めたキルティング加工(裏表の布の間に中綿などを挟んでミシン縫いをする加工)を施したアウターのことをいいます。
ダウンベストは袖がないため、動きやすく軽いのが特長です。
ダウンベストと季節感
着こなし術をお伝えするまえに、ダウンベストの季節感について触れる必要があります。
ダウンベストを着る際は、季節感を意識するのが肝心です。
季節感はおしゃれ度を左右する1つの要素になるためです。
おしゃれな方は、季節感を取り入れています。
例えば、冬には温かみを感じるファー付きのアウターを着ると、季節感があります。
対して、おしゃれに疎い方は季節感がズレている傾向にあります。
例えば、冬に涼しさを感じさせる麦わら帽子を被ると、季節感がズレて見えます。
ダウンベストにマッチしている季節は、秋や冬口です。
ですので、ダウンベストを着る時期は9~12月が適していると言えるでしょう。
また、9~12月は、3月頃と同じ気温です。
とはいえ、3月頃にダウンベストを着ることは個人的にオススメしません。
それは、ダウンベストにダウン(羽根毛、羽毛)素材が入っているためです。
ダウンは、冬を感じさせるアイテムです。
そのダウンを、これから気温が上昇に向かっていく春に着ることに、季節感のズレを感じるのです。
ダウンベストの簡単着こなし術
それでは、本題であるダウンベストの簡単着こなし術をお伝えします。
ダウンベスト上手に着こなすためには、主に以下4つの着こなし術が挙げられます。
①シンプルなコーディネートの上に羽織る
②インナーによって柄と無地を使い分ける
③無彩色を選ぶ
④ジャストサイズを選ぶ
1つずつ見ていきましょう。
【着こなし①】シンプルなコーディネートの上に羽織る
ダウンベストは主張が強いので、シンプルなコーディネートの上に羽織ると上手にまとまりやすいです。
トップスであれば、以下のシンプルなアイテムがダウンベストと相性が合います。
・長袖Tシャツ
・パーカー
・トレーナー
・シャツ
・ニットセーター
・ニットカーディガン
また、パンツであれば、以下のシンプルなアイテムがダウンベストと相性が合います。
・デニム
・チノパン
・カーゴパンツ
・スキニーパンツ
・スウェットパンツ
【着こなし②】インナーによって柄と無地を使い分ける
【着こなし①】で、ダウンベストはシンプルなアイテムに合わせやすい、とお伝えしました。
とはいえ、柄ものアイテムはNGではありません。
全体のバランスを踏まえたコーディネートにすれば、柄を取り入れてOKです。
例えば、インナーが柄の場合は、無地のダウンベストを着ましょう。
それは、柄に柄を組み合わせるとクドくなるためです。
対して、インナーが無地の場合、ダウンベストは柄と無地どちらでもOKです。
【着こなし③】無彩色を選ぶ
ダウンベストの色を無彩色にすると着こなしやすいです。
無彩色とは、ホワイトとブラックの混合で得られる色の総称のことを指します。
たとえば、ホワイト、グレー、ブラックが無彩色に当たります。
無彩色は、色味がないため、どんな色と組み合わせても馴染む特性があります。
ですので、ダウンベストに挑戦したことがない人は、無彩色を着ると着こなしやすいです。
【関連記事】メンズ服の色の組み合わせ方に欠かせない基本の考え方等を解説
【着こなし④】ジャストサイズを選ぶ
ジャストサイズのダウンベストを着ることも、着こなすコツの1つに挙げられます。
ダウンベストはインナーが見えるため、重ね着要素の強いアイテムです。
どんなインナーのサイズ感にも対応出来るよう、ジャストサイズのダウンベストをチョイスするのがベターです。
ダウンベストのコーディネート例
以上4の着こなし術を踏まえた上で、コーディネート例を3つご紹介します。
【例①】チェックシャツ×チノパン
どんな人でも簡単に着こなせるのが、チェックシャツとチノパンにダウンベストを組み合わせるコーディネートです。
チェックシャツだったら持っている人も多いですし、その上にダウンベストを合わせるだけなので気軽に着こなせます。
チェックシャツをインナーに着る場合は、既述のとおりくクドくならないようにダウンベストは無地にしましょう。
【例②】パーカー×デニム
次いで、パーカーと相性がよいデニムにダウンベストを合わせるコーディネートです。
パーカーは、前開きタイプとプルオーバータイプ、どちらでもOKです。
強いて言うなら、前開きタイプならインナーも見せる事が出来るので遊びが利きます。
このコーディネートで柄を取り入れたい場合は、ダウンとパーカーどちらか一方を柄にうると上手に着こなせます。
【例③】ニットセーター×チノパン
最後は、ニットセーターとチノパンにダウンベストをあわせたコーディネートです。
定番のダウンベストコーディネートとも言える組み合わせです。
上記画像のコーディネートのように、黒のセーターにグレイのダウンベストを合わせてダウンベストを際立たてるのもアリです。
まとめ
本記事で紹介した着こなし術を取れるだけで、簡単にダウンベストを着こなせるようになります。
ぜひ試してみて下さい!