「Road to レスリングどんたく」の初日、4.13後楽園ホール大会に衝撃が走りました。
第5試合終了後、何の説明もなしに突如
『BONE SOLDIER WILL RETURN』という映像が流れました。
BONE SOLDIERと言えば、2017年1月5日を最後に新日本プロレスから姿を消している選手です。
一体、この映像は何を意味するのでしょうか。
Twitterの情報を基に、その真実に迫っていきたいと思います。
『BONE SOLDIER WILL RETURN』の映像
まずは、改めて映像を観てみましょう。
BONE SOLDIERを知っているファンにとってはインパクトの強い映像ですよね。
BONE SOLDIERはこのような映像で煽られるほど強い選手ではないので、色々と勘ぐってしまいます。
平澤光秀がめちゃくちゃ強くなって戻ってくるのか?
それとも、平澤ではない別の誰かがBONE SOLDIERに扮して戻ってくるのか?
気になりすぎて延々と考えてしまいます。
今度のBONE SOLDIERは平澤光秀ではない説
そこで、僕はTwitterでボンソル(BONE SOLDIERの略称)と検索をかけてみました。
すると、中身の人が平澤光秀ではない他の誰かではないか、という噂で持ち切りになっていました。
どうも多くのファンは、平澤が戻ってくるとは思っていないようです。
確かに、かつてメンバーから”お荷物扱い”されていた平澤がBULLET CLUBに戻ってくるとは考え難いです。
→ 平澤光秀扮するBONE SOLDIERについてはこちらで詳しく説明しています。
かつて、平澤と一緒に青義軍として活動していた永田もこのようにツイートしていますね。
帰って来ねえよ‼️RT @taylor_ping15: @nagata769 キャプテン事ボーンソルジャー帰ってくるみたいですね❗️
— 永田裕志 (@nagata769) April 13, 2018
では、一体今回のBONE SODIERの中身は誰なのでしょうか。
今回のBONE SOIDERの中身は?
Twitterでは数人の名前を中心に噂されています。
北村克也説
一番多数の噂が寄せられているのが、”北村克也説”です。
北村は3月の「旗揚げ記念日シリーズ」で脳震盪を起こし、現在も欠場中です。
北村の特徴と言うと、筋肉隆々の肉体に牙模様のマウスピース。
無論、BULLET CLUBにいてもおかしくない風貌です。
とはいえ彼が目標とするレスラーは、WWEで世界ヘビー級王座を獲得するなど、
20世紀の終わりから21世紀初頭にかけて一世を風靡したスーパースター・ゴールドバーグです。
もし、そんな北村がBONE SOLDIERに扮するとするならば理解に苦しみます。
しかし、彼は以前から
「デビューした年齢が遅い分、人より何倍もの早さで成長しなければならない」
と言っています。
そんな中での欠場は、内心北村を焦らせているでしょう。
焦るが故に、目標としているレスラーとはズレた道、
つまりBONE SOLDIERへの道を歩んでしまうのは否定出来ないでしょう。
金光輝明説
”北村克也説”が大多数を占める中で、少数意見として”金光輝明説”もありました。
https://twitter.com/U3jZjWjZQHPFiLY/status/984808298925899777
金光は2016年11月に頚椎を損傷して以降、長期の欠場をしています。
今後プロレスが出来るかどうかも分からないという情報もありますので、
まだ復帰はしないのではないだろうと僕は予測しています。
加えて、最近はSNS上で女性ファンから「金光がイケメンになっている」と話題になっているので、
新日本プロレス側が金光をマスクマンにすることを許さないかもしれません^^;
ともあれ、何が起こるか分からないプロレス界で
”金光輝明説”を完全否定は出来ませんね。
リッチ・スワン説
欠場しているレスラーが噂される中、納得度の高い噂も囁かれていました。
https://twitter.com/maru_gon_gate/status/984828430700101633
そう、”リッチ・スワン説”です。
リッチ・スワンは、DRAGON GATEに参戦経験があり、先日WWEを退団した選手です。
元WWEの選手が新日本プロレスのやってくるという流れは、
最近の新日本プロレス事情から考えるとごく自然の流れと言えます。
ところが、リッチ・スワンには問題があります。
WWEの退団理由が
「リッチ・スワンの誘拐及び不法監禁の疑いによる逮捕」であるということです。
昨今の新日本プロレスは、故意に流血試合をしなかったり
薬物所持の疑いで逮捕されたマットサイダルが以後一度もリングに上がらなくなるなど、
コンプライアンスの厳しい一面があります。
→ マットサイダルについてはこちらで詳しく説明をしています。
それを踏まえると、
誘拐及び不法監禁の疑いによる逮捕歴があるリッチ・スワンが新日本プロレスに上がることは
難しいようにも思えます。
たとえ、素顔を晒して活動したくないという都合があるとはいえ、
BONE SOLDIERに扮してリングに上がることを新日本プロレスは許さないだろう。
僕は、そう推察しています。
では、以上で挙げた3名ではないなら誰なのか?
ここで、実に興味深いツイートを紹介したいと思います。
BONE SOLDIERはBULLET CLUBの象徴
https://twitter.com/GoD_veleno/status/984767915323830272
そもそも「新たなBONE SOLDIERが登場する」という意味ではないと唱えるツイートです。
確かに元を辿れば、BONE SOLDIERとは、「レスラー」ではなく、
「家族のような固い絆で結ばれているBULLET CLUBのあり方」を指すものです。
内紛勃発中のBULLET CLUBは5.3福岡国際センターで、
メンバー同士でのタイトルマッチやシングルマッチが組まれています。
その戦いが終われば、「さらにBULLET CLUBの絆は固くなるだろう」という意味での
『BONE SOLDIER WILL RETURN』なのかもしれません。
永田裕二の下記ツイートも、
『BONE SOLDERは「レスラー」ではなく「BULLET CLUBの固い絆」のことを言っているんだよ』
ともとれます。
騙されてる(笑)。
— 永田裕志 (@nagata769) April 13, 2018
しかし、わざわざ映像で流すか?という疑念が僕の心には宿っています。
やはり、”2代目BONE SOLDIER"の登場を予期しているように思えてなりません。
なぜなら、映像冒頭に”He is Back”と表記されているからです。
あれこれと述べさせていただきましたが、
1つだけ言えることは、全てのタイトルマッチが組まれている”どんたくシリーズ”において
1番の話題をさらっているのは、この『BONE SOLDIER WILL RETURN』ということでしょう。
【追記】ファレが残した意味深ツイート
一夜明けた14日にバッドラック・ファレがヒントになりそうな意味深ツイートを残しています。
Maybe this guy can sort out this leadership problem https://t.co/Now4dJ48xP
— Rogue General (@TOKSFALE) April 13, 2018
日本語に訳すと
『おそらくこの男は、今回のリーダー問題を解決することができる』
と言っています。
ということは、BULLET CLUBについて発言権のある男なのではないか?と思ってしまいます。
誰なのか全く予想が出来ませんが、面白い展開になりそうですね。
【追記②】正体は石森太二
正体は元NOAH所属選手の石森太二であることが「5.4レスリングどんたく」で明らかになりました。
NOAHジュニアを牽引する存在だけに、新日本プロレスへの参戦は驚きでした。
ですが、世界へ挑戦するためにNOAHを旅立った石森が、
今やグローバル標準になっている新日本プロレスに参戦することは当然の流れと言ってよいでしょう。
”BONE SOLDIER”としてribornした石森太二の今後に期待ですね。