イッテンヨン東京ドーム「レッスルキングダム」が終わり、必ず何かが起こるイッテンゴでブーイングと声援が入り交じる中、2年ぶりに新日本プロレスに帰ってきた「鈴木軍」。
イッテンヨンのオカダ対ケニーでレベルの戦いが繰り広がれ、今後の新日本の行方が気になる中、新しく大きな風が吹き込んできたのを感じた。
そこで今回は僕が鈴木軍が新日本にカムバックしたことによる、今後の新日本がどうなるか予想してみたいと思う。
鈴木みのるのIWGPヘビー級奪還
さっそく、2.5札幌でIWGPヘビーに挑戦することが決まった鈴木みのる。
今の鈴木みのるにはすごい勢いを感じる。
あのNOAHの1番を決めるグローバルリーグ戦を去年優勝した。
そして2年前、NOAHに乗り込み丸藤が持っているGHCヘビーのベルトを即奪取して実に4度の防衛も果たした経緯がある。
その過去を踏まえて、団体に乗り込んだ時の鈴木みのるは強い。
今のオカダも相当強いし、そのオカダに勝つにはレベルの戦いを強いられるはずだが、
今の鈴木はオカダを勝る勢いを感じる。
だから、鈴木がベルトを取るだろうと予想する!
ジュニアタッグの活性化
長らく外国人天国と化していたジュニア。
KUSHIDA、BUSHIの活躍、高橋ヒロムの凱旋帰国によりシングル戦線に関しては日本人中心の戦いになっているが、
依然としてタッグ戦線は外国人同士の戦いが続いている。
日本人同士のチャンピオンは実に2013年11月まで遡り、
その時のチャンピオンは鈴木軍のTAKAみちのく&タイチ組である。
今回、さっそく2.5札幌でジュニアタッグに挑戦することが決まったTAKAみちのく&タイチ。
タイチは2015年、GHCジュニアのベルトを4度防衛している。
TAKAも同じく2015年、デスペラードと組んでGHCジュニアタッグを4度防衛している。
TAKAもタイチも十分な実力者。
新日のジュニアタッグ戦線をかき回して活性化することは間違いないだろう。
選手たちの活性化
今、新日本プロレスには4つのユニットが存在する。
CHAOS、BULLET CLUB、LOS INGOBERNABLES de JAPON、そして新日本隊、
これだけでも相当な選手がいる。
そこに鈴木軍8名が加わるため、フルで出場できない選手が確実にでてくる。
今の新日マット界は、自己主張しない選手はトップ戦線にはいけないくらいレベルが高くなっている。
自己主張=試合に出場できない、
これからはそんな状況になってくるのは必須である。
そのため、選手それぞれの自己主張が激化し、
マット上が活性化してくるのは確実である。
何より、そうなった方がプロレスは面白くなるから、
そこにはかなり期待する!
まとめ
鈴木軍のカムバックはファンの期待値も高い。
それは実力者揃いの大群が押し寄せてきたのだから、新日マット界が様代わりするのは目に見えているからである。
これからの鈴木軍の動向からは目が離せない!
【次回予告】
次回は、オカダ・カズチカがNEVER6人タッグに挑戦する理由についてお伝えします。