年々値上がりしている電気料金。
東京電力の発表によると、2022年1月の標準的な家庭の電気料金は、1年前と比べ『1,314円』(『https://news.yahoo.co.jp/articles/773f50b9d81549e55adc7bd2203df79317de13a0』)も値上がりしています。
近頃の値上がりを実感して、節電を心がける方も少なくないのではないでしょうか。
僕もその1人です。
暖房の使い方を見直さないといけないな、と思うようになりました。
そこで閃いたのが、以前から風の噂で「すごくいい」と聞いていたユニクロのウルトラライトダウンジャケットを家の中で着て、暖房の設定温度を下げる、という対策です。
とはいえ、僕はウルトラライトダウンジャケットは持っていません。
そこで、ユニクロにウルトラライトダウンジャケットを買いに行きました。
本記事では、ウルトラライトダウンジャケットを部屋着として着た感想と気づいた点を中心にお伝えしていきます。
ウルトラライトダウンジャケットを初購入
ウルトラライトダウンジャケットを買いにユニクロに行ってあることに気づきました。
それは、ウルトラライトダウンジャケットと一口に言っても、様々な種類があるということです。
羅列してみると、以下の種類がありました。
①ウルトラライトダウンジャケット
②ウルトラライトダウンジャケット(3Dカット)
③ウルトラライトダウンコンパクトジャケット
④ウルトラライトダウンウェーブキルトジャケット
⑤ウルトラライトダウンパーカ(3Dカット)
見た目の違いは分かるものの、試着しても暖かさの違いが分からなかったです。
ですので、2000円オフの3,990円で販売されていた、スタンダードタイプの「①ウルトラライトダウンジャケット」を購入しました。
【関連記事】知っ得!ユニクロの「値下げするタイミング」と「年間セールスケジュール」
部屋着としてのウルトラライトダウンジャケットをレビュー
それでは、部屋着としてのウルトラライトダウンジャケットをレビューしていきたいと思います。
【レビュー①】薄くて軽いので動きやすい
ダウンジャケットといえば、ゴワゴワしているのが特徴です。
しかし、ウルトラライトダウンジャケットには、それがありません。
薄くて軽いので動きやすいです。
試しに、ウルトラライトダウンジャケットの重さを量ったら229グラムでした。
僕が冬に部屋着として愛用しているユニクロのマイクロフリースは、412グラムです。
ウルトラライトダウンジャケットは、ユニクロのマイクロフリースの半分強の軽さです。
道理で動きやすいわけですね。
また、ダウンを着ると家事がやりにくいと思う方がいるかもしれません。
しかし、ウルトラライトダウンジャケットは、そう感じることはありませんでした。
腕をまくれば、洗い物をする場合なども問題なくこなせます。
【レビュー②】座った際にダボつかない
ウルトラライトダウンジャケットは、丈が短めのサイズ感でつくられています。
ですので、座った際にダボつきません。
丈が短めにつくられているのは、アウターのインナーとして着用した際に、裾がはみ出さないようにするためだと考えられます。
ユニクロのマイクロフリースと比べると、下の画像のように違いが分かります。
【レビュー③】肌触りがよい
冬の部屋着の定番といえば、モコモコした生地ではないでしょうか。
ですが、ウルトラライトダウンジャケットを通して、ツルツルした滑らかなものを冬の部屋着にするのも気持ちがいいものだな、という嬉しい発見がありました。
ウルトラライトダウンジャケットは、裏地がツルツルとして滑らかなので、とても肌触りがよいです。
袖を通す際や、ポケットに手を入れている時など、とても気持ちいいです。
【レビュー④】対応温度が幅広い
ウルトラライトダウンジャケットを部屋着にして感じたのは、対応温度が幅広いということです。
僕の自宅は、朝起きると13度台です。
そこから暖房をつけて、午前中は19度前後で推移し、12時を過ぎると21~24度まで上昇します。
デスクワークをしている限り、どの温度でも暑さも寒さも感じません。
ユニクロのマイクロフリースの場合、午前中の10度代で推移している際は涼しさを感じることがあるのですが、ウルトラライトダウンジャケットの場合はそれを感じさせないのです。
結果、ウルトラライトダウンジャケットを部屋着にすることで暖房の設定温度を1.5度下げることに成功しました。
設定温度を1度下げると、『年間1,430円』(『参考元:ARUHIマガジン』)の節約になるそうです。
ですので、きっと電気代の節約につながっていると考えられます。
【レビュー⑤】短時間の外出が寒くない
ゴミ出しなどの短時間の外出の際、部屋着のままで向かうと寒いです。
僕もマイクロフリースで短時間の外出をすると、冷たい冬風に耐えなければなりません。
しかし、ウルトラライトダウンジャケットは薄い仕上がりになっているものの、風を通しません。
ですので、寒さに凍えることなく、短時間の外出をすることが可能です。
家の中でダウンを着るのは「おかしい」というイメージ
家の中でダウンを着たことがない方にとっては、ウルトラライトダウンジャケットを部屋着にするのは「おかしい」と思う方は少なくないのではないでしょうか。
僕も以前まではそう思っていたので、これまで家ではフリースを着ていました。
しかし、ウルトラライトダウンジャケットを部屋着にしたことで、その考えは覆されました。
ウルトラライトダウンジャケットは部屋着として最適です。
では、家の中でダウンを着ることが「おかしい」というイメージは、どこからきているのでしょうか。
僕の予想ですが、それは、「上着を脱いでから室内に入るのがマナー」ということと紐付いているように考えられます。
そのマナーは、外着として着用されるアウターは少なからず汚れており、そのまま室内に入るのは失礼に当たる、という考えから由来されているようです。
確かに、そのマナーに則って考えるのであれば、アウターと見なされるダウンは脱いだ方がいいでしょう。
しかし、はじめからウルトラライトダウンジャケットを部屋着として使用するのであれば、そのマナーには反しないと考えられます。
また、ウルトラライトダウンジャケットは、薄くつくられているため、インナーとしての着用も可能です。
ですので、ウルトラライトダウンジャケットはアウターと言い切れない部分があります。
その観点から考えてもマナー違反に当たらないのではないでしょうか。
つまり、ウルトラライトダウンジャケットを部屋着にするのは、何もおかしいことではないと僕は考えます。
ウルトラライトダウンコンパクトジャケット・ベストを部屋着にするのも一手
ユニクロでは、ウルトラライトダウンジャケットの他にウルトラライトダウンコンパクトジャケットやウルトラライトダウンコンパクトベストが販売されています。
その2つを部屋着として使用するのも一手だと思います。
ウルトラライトダウンコンパクトジャケットとウルトラライトダウンコンパクトベストは、コートなどのインナー用としてつくられています。
ですので、ウルトラライトダウンジャケットよりさらに薄くつくられている上に、外から見えないように襟がありません。
動きやすさ重視の人は、ウルトラライトダウンコンパクトジャケットやウルトラライトダウンコンパクトベストを部屋着にした方がいいのかもしれません。
部屋着になる他のダウンジャケットと比較
ウルトラライトダウンジャケットの他に部屋着として着用出来るダウンジャケットがあるかどうかを調べてみました。
すると、無印良品で販売されている「軽量ポケッタブルスタンドカラーダウンジャケット」と、モンベルから販売されている「スペリオダウンジャケット」が部屋着として着用出来ることが分かりました。
その2つと、ウルトラライトダウンジャケットを簡単に比較してみます。
フィルパワー | 重さ | 定価 | |
【無印良品】軽量ポケッタブルスタンドカラーダウンジャケット | 750 | 232グラム | 5,990円 |
【モンベル】スペリオダウンジャケット | 800 | 188グラム | 14,520円 |
【ユニクロ】ウルトラライトダウンジャケット | 640超 | 229グラム | 5,990円 |
※フィルパワー…羽毛のかさの高さを示す値です。フィルパワーが高ければ高いほど、多くの空気を取り込み厚い“空気の断熱層”を作ります。
そのため、フィルパワーの高さは、保温性の高さを示しています。
無印良品の「軽量ポケッタブルスタンドカラーダウンジャケット」は、商品名に”ポケッタブル”が含まれているだけに、コンパクトな仕上がりになっており、部屋着として活用出来るというレビューが散見されます。
定価がウルトラライトダウンジャケットと同額なので、無印派の方は、ポケッタブルダウンジャケットを部屋着として活用するのも一手でしょう。
対して、モンベルの「スペリオダウンジャケット」は、フィルパワーが高い上に軽いです。
アウトドアメーカーのモンベルが手掛けただけに、質に関しては、スペリオダウンジャケットが秀でています。
他の2つに比べ高価ですが、質を求める人には、スペリオダウンジャケットがおすすめかもしれません。
ウルトラライトダウンジャケットを寝巻きにするのはオススメしない
ウルトラライトダウンジャケットを部屋着にしたついでに、それを寝巻きにしようと考える方もいるでしょう。
しかし、それはおすすめしません。
それは、ウルトラライトダウンジャケットによって睡眠の質が低下するおそれがあるためです。
人間は一晩でコップ1杯程度の寝汗をかきます。
それは、発汗して放出することで体温を下げ、眠りを深くするためです。
ウルトラライトダウンジャケットの表面は、ナイロンでつくられています。
ナイロンは吸湿性が弱いので、寝汗を外に放出せず内側で留まらせる可能性があります。
すると、体温を下げることを邪魔するので、睡眠の質を低下させるおそれがあるのです。
ですので、ウルトラライトダウンジャケットを寝巻きとして着用することはおすすめしません。
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