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タイツの下にパンツは履かない?ヒートテックタイツの正しい履き方を徹底解説!

2017年12月31日

ヒートテック タイツ

ユニクロが秋冬シーズンの毎年販売しているヒートテック。

最近ではニット帽やマフラーなど、様々なアイテムのヒートテック商品が取り揃えられています。

その中でも、発売当初から人気を誇っているのがタイツです。

きっと、今季からヒートテックタイツを取り入れてみようと検討している方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、ヒートテック愛用者の僕がタイツの履き方や使用用途、活用方法などを初心者の方にも分かりやすように説明をしていきます。

 

タイツの下にはパンツを着用

ヒートテック タイツ

さて、タイツには履き方があります。

女性は普段もタイツなどを身につける機会があるので、履き方について迷うことは少ないでしょう。

しかし、男性は普段タイツを履くことがないので、
ヒートテックを初めて買うという方の中にはこの迷いの直面することがあるかもしれません。

「ヒートテックの下にパンツは履くの?」

たしかに、履き慣れていないとタイツは直穿きでいいんじゃないか、と思っていまいますよね。

この疑問について、直接ユニクロに問い合わせた方がいます。
それに対するユニクロ側の答えは、

お問合せ頂いております<ヒートテックタイツ>につきましては、基本的に下着の上からご着用頂くことを想定しておりますことをご案内申し上げます。

しかしながら、必ずしも1枚でご着用頂けない商品ではございません。◯◯◯様のお好みに合わせてご着用頂けますと幸いに存じます。

引用元:https://musiatui.blog.fc2.com/blog-entry-1476.html

だそうです。

僕も、タイツの下には必ずパンツを履いています。
というのも、タイツを履くからといって下にパンツを履かないと腰回りが寒くなりそうだからです。

ちなみに、本記事を作成するにあたって試しに直穿きして少しの時間過ごしてみました。

率直の感想は「股間・お尻周りが寒い」です。

暖かくするためにタイツを履いているのに、下にパンツを履かないと寒くなってしまうというのはヒートテックを履く意味が半減してしまうと感じました。

なので、ユニクロからの回答もあるように、やはり下着の上からタイツを着用するという履き方を選択した方がよいでしょう。

 

冷たく感じる原因

いざヒートテックタイツを履くと冷たく感じることがあります。

これは、ヒートテックが「吸湿発熱」という暖かくなる仕組みを採用しているためです。

運動などで汗を流さなくても、人間は1日に約800mlの水分を水蒸気として放出しています。

運動エネルギーを持った水蒸気は、ヒートテックの繊維に吸着した時、熱エネルギーに変化し暖かくなるのです

これを「吸湿発熱」と呼びます。

肌表面とヒートテックの間では「吸湿発熱」によって暖かい空気が出来ている最中に、体を動かすことでパンツの裾口から外気が入り込むことがあります。

その際、冷たい外気が暖かい空気の熱を奪います。この時に感じるのがヒンヤリと冷たさを感じる原因なのです。

 

ヒートテックの上にタイツを履く2枚重ねは保温度増す?

冷え性の方などの中には、1枚だけだと寒いので、ヒートテックの上にさらにタイツを履く2枚重ねをしたい方がいるでしょう。
果たして、ヒートテックの上にタイツを履く2重ねは保温性は増すのでしょうか。
重ね着するサイズによって、保温性は異なります。

ここで、ヒートテックを2枚重ねで着た際の暖かさを、サーモグラフィーで検証した実験を紹介します。

ヒートテックの上にタイツ

3パターンは以下の通りです。

➀Mサイズ1枚のみ
②Mサイズ2枚重ね
③Mサイズの上にLサイズを着用

すると、「③Mサイズの上にLサイズを着用」といったように、異なるサイズを重ね着した方がいいというのが分かりました。
これは、異なるサイズを重ね着することで、空気の層が出来て保温効果が高まると考えられます。
同じ2枚重ねでも、「②Mサイズ2枚重ね」は③ほど温まっていません。これは同じサイズを重ね着していることで、空気の層が生まれにくく、保温効果が薄れていると考えられます。

ですので、2枚重ねする際は、サイズの異なるヒートテックタイツを着るのが有効的です。

 

シーン別

ヒートテック タイツ

タイツの最適な使用場面を、シーン別に列挙していきます。
早見表としてお役立てください。

 

仕事

オフィスでのデスク作業等の場合は、暖房で室温は調整されているものの
「足元だけ寒いなぁ」という経験はないでしょうか。

このような場合にヒートテックのタイツは役に立ちます。

また、室外で仕事をする方にも寒さ対策として一役を買うでしょう。
ただ、室内での力仕事の場合は、かえって暑くなってしまうためオススメしません。

加えて、以下は通勤別に挙げてみました。

 

電車通勤の場合

電車通勤の場合は、ヒートテックタイツを履いても問題ありません。

しかし、冬でもたまに春のような暖かい日になることありますよね。
そういった日の地下鉄は、タイツを履いていることに暑さを覚えることがあります。
それさえ注意すれば支障はないでしょう。

 

車通勤の場合

車通勤では、車内が暖房で暖まるまでが寒いですよね。
それを踏まえるとやはりヒートテックを履いた方が安心でしょう。

 

自転車通勤の場合

寒空の下の自転車通勤において、ヒートテックタイツは重宝されます。
温かいし、ムレないし、最適です。

特に、朝晩の冷え込む時間は必須ともいえるでしょう。

 

プライペート

休日などのプライベートの場合は以下のように使い分けるとよいでしょう。

 

スポーツ

スポーツ別に列記してみました。

 

ランニング

寒空の下でのランニングに、保温性と発汗性のあるヒートテックタイツでのランニングはアリです。

ただ、ヒートテックはランニング用として作られたわけではないため、寿命は短くなるでしょう。

とはいえ、ランニングタイツを買うと1万円程度とコストがかかってしまいます。

なので、寿命が短くなるかもしれないけどコスパのよい方を使用する、という考えが合っている方はヒートテックタイツでもよいかもしれません。

 

ジョギング

ジョギングにもヒートテックは最適です。

厚手のパンツを履いてジョギングをすると逆に暑くなってしまうため、その点だけ注意が必要です。

 

登山

実際に僕はヒートテックのタイツを履いて高尾山を登ったことがありますが、丁度よかったです。

けど、高尾山は本格的な登山とは決して言えません。
なので、ジョギング感覚で登れる登山の場合はヒートテックで問題ないでしょう。

富士登山など、本格的な登山に関しては登山用ウェアの方が無難かもしれません。

 

サイクリング

サイクリングではないですが
僕は、自転車通勤をしていた時期がありました。

特に、冬はヒートテックタイツがすごく役に立ちました。
なので、サイクリングにヒートテックタイツは最適、と言えるでしょう。

 

ボルダリング

最近流行っているボルダリング。
僕もヒートテックタイツを履いてボルダリングをやったことがあります。

ボルダリングジムは、たいてい薄着でやっても問題のないような室温に調整されています。

なので、ヒートテックタイツのうえにショートパンツを履いて登るのが丁度よいです。

ショートパンツでなくロングパンツを履くともしかしたら暑く感じるかもしれません。

 

スポーツ以外

スポーツをする以外で休日といえば、例えば美術館へ行くとか、映画を見に行くなどが挙げられるでしょう。

これらの場合は、1日のうちに寒くなるシーンがあるかどうかを考え、その時に合わせるのがよいです。

例えば、車で映画を見に行くとします。
この場合の寒いシーンを考えてみましょう。
きっと、走り始めの車内が寒いのではないでしょうか。

そう結論に至ったのであればヒートテックタイツを履くのがよいでしょう。

一方、車内を十分に暖めて出発するから寒くなる時はない、と判断したのであれば
履かなくてもよいかもしれません。

 

比較

ヒートテックタイツと類似した商品は他社などでも販売されています。

そこで、比較されやすい3つのアイテムをピックアップして比べていきます。

 

極暖(エクストラウォーム)との比較

極暖(エクストラウォーム)タイツとヒートテックタイツでは、温かさに大きな違いがあります。

温かさを求めるのであれば、極暖(エクストラウォーム)タイツの方がよいと言えるでしょう。

→ヒートテックと極暖の比較はこちらで詳しく説明をしています。

 

GUウォームとの比較

GUウォームタイツとヒートテックタイツでは、値段も同じく温かさに違いは感じません。

なので、普段GUで買い物することが多いのであれば、GUウォームをチョイスしてみてもよいでしょう。

【関連記事】GUウォームとヒートテックを比較:こんな方にGUウォームがオススメ!

 

ヒートテックステテコとの比較

ヒートテックステテコは、タイツに比べピッタリせずゆったり感があります。そしてタイツより温かいです。

もちろんステテコなので膝下までの丈しかないですが、膝より下は思ったほど寒く感じません。

タイツのピッタリした感じを好めず、ゆったりしたものが好きという方にヒートテックステテコはおすすめです。

 

最後に

寒い時期は仕事に出るのも、プライペートで外出するのも億劫に感じることもあるかもしれません。

そこで、ヒートテックタイツの上手な活用は、温かく快適なワークライフを実現させてくれるでしょう。

ぜひ本記事を参考にヒートテックタイツの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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かめたく

ファッションとプロレスをこよなく愛する元アパレル店員。独自理論に基づいた着こなし術や人気ファッションアイテムの体験記。また、マニアックな視点から捉えたプロレスの魅力をお伝えします。

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