極暖ヒートテックが発売されてから7年が経ちます。
通常のヒートテックは持っている方の中には、「どれくらい温かいのか分からない」などの理由で、極暖ヒートテックに手を出せずにいる人も少なくないのではないでしょうか。
愛用して5年が経つ僕にとって、今や、極暖ヒートテックは欠かせないアイテムです。
初めて極暖ヒートテックを着た時の感動は、今でも忘れられません。
ぜひ、みなさんにも極暖ヒートテックを着て、寒い冬を快適に過ごしてほしいです。
本記事では、極暖ヒートテックを深堀りしていきたいと思います。
極暖ヒートテック・超極暖ヒートテック・通常のヒートテックの違い
極暖ヒートテックは通常のヒートテックとどのような違いがあるのでしょうか。
ユニクロの発表によると、極暖ヒートテックは、通常のヒートテックの1.5倍暖かいです。
極暖ヒートテックを愛用している僕の体感的にも、1.5倍暖かいと言えます。
極暖ヒートテックには薄い裏起毛素材になっており、生地の厚みは、通常のヒートテックの3倍くらいです。
なお、ユニクロでは極暖ヒートテックよりも暖かい、超極暖ヒートテックが販売されています。
超極暖ヒートテックは、極暖ヒートテックの1.5倍暖かいです。
下記の生地で、極暖ヒートテック、超極暖ヒートテック、通常のヒートテックの違いを比較しています。
併せて見てみてください。
【比較】ヒートテック、極暖、超極暖 を着比べてみたら結構違った
着用に適した時期・シーン
極暖ヒートテックは、以下のような時期・シーンに着用が適しています。
いつからいつまで?何度から何度まで??
極暖ヒートテックの着用が適するのは、僕の経験上、最高気温が7〜10度の日です。
時期的には、12~3月です。
極暖ヒートテックの着用に適した時期・気温は下記の記事で詳しく説明しています。
ヒートテックは気温何度から着るのが良い?着用時期や暖かく着るコツも解説
適したシーンは?
シーンという観点で見ていくと、極暖ヒートテックは、屋外で過ごす場合に着ることをオススメします。
たとえば、ショッピングや公園遊び、散歩、釣り、屋外の仕事等が挙げられます。
ただし、屋外とはいえ激しく身体を動かす場合は、かえって暑くなるので極暖ヒートテックの着用は適していません。
極暖ヒートテックの種類・定価・セール価格・最安値
極暖ヒートテックは様々な種類がラインナップされています。
それぞれの定価とセール時の価格、最安値も併せて紹介します。
種類 | 定価(税抜) | セール価格(税抜) | 最安値(税抜) | |
メンズ | 半袖Tシャツ(クルーネック・Vネック) | 1,500円 | 1,290円 | 990円 |
9分袖Tシャツ(クルーネック・Vネック) | ||||
タイツ(前開き) | ||||
レディース | 長袖Tシャツ(クルーネック・タートルネック) | |||
8分袖Tシャツ(Uネック) | ||||
10分丈レギンス | ||||
ボアタイツ | ||||
キッズ | 半袖Tシャツ(Uネック) | 990円 | 790円 | |
長袖Tシャツ(クルーネック) | ||||
ボアレギンス | ||||
タイツ |
上記の通り、タンプトップの販売はされていません。
いつからセール価格になる?
極暖ヒートテックを安く手に入れるために、いつからセール販売されるかが気になる方も少なくないでしょう。
「感謝祭」からセール価格になる
極暖ヒートテックは、例年11月下旬に開催される「感謝祭」からセール価格の1,290円(税抜)に値下げされます。
シーズン初のセールになるため、欠けてるサイズ・色は、ほぼありません。
希望するアイテムをお得に手に入れやすい時期です。
「新年祭」に最安値になる
「新年祭」では、極暖ヒートテックがさらに値下げされ、「感謝祭」より300円安い、最安値の990円(税抜)で販売されます。
「新年祭」は例年、1月1日から成人式の日までの年始期間に実施されます。
但し、感謝祭を経て実施されている「新年祭」では、売れ筋の色・サイズは欠品状態になっています。
たとえば、2021年の「新年祭」は、メンズの極暖ヒートテックのクルーネック・半袖が、ブラックを除いたホワイト、グレイ、ブラックは、いずれも3XLのみの販売になっていました。
最安値で購入できる反面、買える種類が限定されるのが、「新年祭」の難点です。
また、「新年祭」の全期間中が最安値ではありません。
2021年の「新年祭」では、1〜4日の4日間(種類によっては1〜7日の7日間)のみ、最安値価格でした。
それを過ぎたら、1,290円(税抜)に値上げされていました。
「メンズの極暖ヒートテックの半袖がなくなった」は誤情報
ネット上では、「メンズの極暖ヒートテックの半袖はなくなった」という情報が出回っています。
しかし、2021-21年秋冬では、メンズの極暖ヒートテックの半袖は販売されています。
ではなぜ、「なくなった」という情報が出回っているのでしょうか。
ユニクロの通販サイトを注意深く見ていたら、新年祭が終了したタイミングでラインナップから消えていました。
おそらく、メンズの極暖ヒートテックの半袖は人気があり、早いタイミングで売り切れたのでしょう。
この売り切れの早さが、「メンズの極暖ヒートテックの半袖はなくなった」という誤情報の引き金になっているのかもしれません。
メンズの極暖ヒートテックの半袖が欲しい方は、新年祭までに購入した方がよいでしょう。
メンズのタートルネックは終売
メンズの極暖ヒートテックのタートルネックは、2019-20年秋冬で終売し、2020-21年秋冬からはラインナップされていません。
どうやら、極暖ヒートテックのタートルネックはニーズが低かったのかもしれません。
確かに、極暖ヒートテックを首まで覆いたいシーンは、外で長い時間過ごすなど限られますよね。
サイズの選び方
極暖ヒートテックを購入する際、ゆったりを求めて大きめのサイズにするか、フィット感を重視してジャストサイズにするのか、サイズ選びに迷う方も少なくないでしょう。
おそらく、ユニクロの店員さんにサイズ選びについて質問をすると「効果を発揮させるために普段より小さいサイズを選んだ方がよい」と言うでしょう。
それもそのはず、ヒートテックは、肌にフィットすることで保温性を高めるからです。
しかし、長年ヒートテックを愛用している僕からすると、その意見には懐疑的です。
確かに、普段より小さいサイズを着ると保温性が発揮されることを体感します。
しかし、普段より小さいサイズを着ると、着心地がよくないケースがあります。
機能性を求めるあまり、窮屈な思いをしていては本末転倒です。
経験上、1サイズの違い程度では保温効果に違いは感じません。
ですので、サイズ選びの基準は、「小さめ」ではなく「ジャストサイズもしくは1サイズ上」でOKと言えるでしょう。
寝るときの着用をオススメ出来ない理由
寝るとき用に、極暖ヒートテックの購入を検討している方もいるでしょう。
確かに、極暖ヒートテックは裏起毛素材のため、寝る時に着ると暖かいです。
しかし、僕の経験上、極暖ヒートテックを着たまま寝ることをオススメしません。
それは以下2つの理由があるためです。
かゆくなる
そもそも、ヒートテックは、生地に含まれるレーヨンが身体から蒸発される水分を熱エレルギーに変換して保温効果を発揮します。
その半面、肌に含まれている水分を奪う性質を持っています。
つまり、極暖ヒートテックを着て寝ると、肌を乾燥させてしまう可能性があるのです。
僕も極暖ヒートテックを着て寝たことがありますが、朝起きると身体がかゆくなる場合があります。
乾燥肌でない僕でさえ、かゆくなります。
ですので、寝るときは極暖ヒートテックの着用は避けた方がベターです。
体温が上がり入眠の妨げになる
人間は、体温が下がる過程で眠くなると言われています。
ヒートテックは保温効果があるアイテムです。体温を上げ、スムーズな入眠の妨げになる可能性があります。
実際、僕も極暖ヒートテックを着て布団に入ったら、身体がポカポカし始め、寝ていられず着替えた経験があります。
また、入眠できたとしても暑さで汗をかき、汗冷えする可能性も否定出来ません。
快適で良質な睡眠をとるためにも、寝るときは極暖ヒートテックの着用は避けた方がよいでしょう。
「極暖ヒートテック+アウター」だけでOK?
極暖ヒートテックは暖かいから、上にはアウターだけ着ればよい、と考える方がいるでしょう。
確かに、極暖ヒートテックは暖かいので、着る枚数を減らせるというのは事実です。
しかし、冬の寒さの要素には、低気温だけでなく冷たい北風が挙げられます。
北風で体温を奪われないためにも、風を遮断する必要があります。
風を遮断するアイテムはナイロンや革素材が挙げられます。
着る枚数を減らす目的で極暖ヒートテックを着たい方は、極暖ヒートテックの上に風を遮断する素材のアウターを着るようにしましょう。
そのようなアウターがない方は、極暖ヒートテック+アウターの2枚だけでは、冷たい北風の遮断が不十分のため寒い可能性があります。
ヒートテックの2枚重ね
実は、極暖ヒートテックを持っていない方は、通常のヒートテックで代用することが可能です。
僕は、まだ極暖ヒートテックが販売されていない頃、極寒の日は、通常のヒートテックのタイツを2枚重ねで着ていたことがあります。
通常のヒートテックを2枚重ねにすることで、極暖ヒートテックと同等の暖かさを発揮されていました。
ヒートテックは皮膚に触れることで、保温効果を発揮するため、2枚重ねにしても効果は薄いでしょう。
しかし、2枚重ねてみると、不思議と暖かいです。
私的観点ですが、これは、おそらく2枚重ねすることで生地に厚みが生まれ、外の冷たい空気とのシャットアウト効果が上がるのではないかと考えられられます。
重ね着が難しい下半身に対しては、通常のヒートテックタイツの2枚重ねを効果的です。
但し、2枚重ねをする際、同サイズを重ね着すると圧迫感が生じます。
圧迫感を軽減させるために、Sサイズを着用した上にMサイズを着る、といったように異なるサイズを重ね着することをオススメします。