みなさんは、「ケツメイシの名曲といえば何ですか?」と聞かれたら何の曲を思い浮かべますか?
多くの方は、ケツメイシを一躍有名にした「さくら」を挙げるのではないでしょうか。
その他には、CMソングに起用されて聞き馴染みのある「夏の思い出」「また君に会える」、ブレイク曲の「トモダチ」を挙げる人もいるでしょう。
実は、ケツメイシには、それらの楽曲に引けを取らない多くの名曲が存在します。
僕がケツメイシを聴くようになったのは、大学時代にケツメイシ好きの友達が多かったこと、バイト先のカラオケ屋の店長がケツメイシマニアだったことがきっかけです。
それにより、アルバム曲にも数々の名曲があることを知りました。
ビジュアル系やヘヴィメタルなどのロック音楽ばかりを聴いていて、ヒップホップ系に全くと言っていいほど興味がなかった僕にとっては、新しい刺激でした。
自由自在なリリックで笑いや感動を生み出し続けるケツメイシ。
そんな彼らが作り上げてきた名曲の中で、メジャーデビュー以降に発売されたCDシングル曲を除いた「隠れた名曲」をランキング形式で紹介します。
30〜11位
紹介したい楽曲をリストアップしたら、あまりに多かったので30曲に絞りました。
僕はケツメイシの楽曲の中で、とりわけ切なさや哀愁を感じさせる楽曲や、盛り上げる系の楽曲が好きです。
ですので、そのような楽曲が上位に多くランクインしている傾向にあります。
それでは、曲数が多いので30~11位は一気に紹介します。
30位:門限やぶり(「ケツノポリス3」収録)
29位:もっと(「ケツノポリス」収録)
28位:こっちおいで(「ケツノポリス」収録)
27位:失恋(「ケツノポリス3」収録)失恋
26位:鏡の中で(「ケツノポリス12」収録)
25位:伝えたいこと(「ケツノポリス7」収録)
24位:少年と花火(「KETSUNOPOLIS 9」収録)
23位:雨のいたずら(「ケツノポリス12」収録)
22位:エターナリー(「KETSUNOPOLIS 10」収録)
21位:ライフイズビューティフル(「ケツノポリス5」収録)
20位:親父のメール(「KETSUNOPOLIS 9」収録)
19位:歩いてく(「ケツノポリス4」収録)
18位:わすれもの(「ケツノポリス2」収録)
17位:そばにいて(「ケツノポリス4」収録)
16位:幸せをありがとう(「ケツノポリス3」収録)
15位:新生活(「ケツの嵐~春BEST~」収録)
14位:夜空ノシタ(「ケツの嵐~冬BEST~」収録)
13位:君と僕の季節(「ケツノポリス7」収録)
12位:恋の終わりは意外と静か(「ケツノポリス5」収録)
11位:子供たちの未来へ(「ケツノポリス6」収録)
10位:青空
「青空」は、2021年4月に配信開始された4th配信シングルで、同年12月にリリースされた12thアルバム「ケツノポリス12」に収録されています。
バタバタとしていて落ち着かない世の中と、いつ見ても変わらない青空を対比した歌詞の内容になっています。
発売時期から鑑みるに、バタバタした世の中はコロナ禍のことを指していると考えられます。
ホッとしたいひと時におすすめの楽曲です。
9位:ビールボーイ
「ビールボーイ」は、2002年4月に発売された1stアルバム「ケツノポリス」に収録されている楽曲です。
ケツメイシの初期を代表する名曲です。
僕がCDシングル曲以外で、初めて好きになった楽曲でもあります。
現在でもライブ本編のラストやアンコールで歌われる、ファンの間では人気の隠れた名曲です。
8位:東京
「東京」は、2005年6月にリリースされた4thアルバム「ケツノポリス4」に収録されている楽曲です。
「東京」を含むタイトルの楽曲は、くるりの「東京」や、福山雅治の「東京にもあったんだ」、YUIの「TOKYO」など名曲が多いです。
例に漏れず、ケツメイシの「東京」も名曲です。
ケツメイシの「東京」は、一番と二番の歌詞の内容が異なります。
一番では、地元から上京する際の仲間・恋人たちと別れを惜しむ場面が綴られています。
対して、二番では東京で味わう孤独や、夢に破れた挫折感などが描かれています。
僕も上京組なので、それが痛いほど分かります。
「東京」を聴くと、上京したての頃を思い出してしんみりします。
上京した人は必ずと言っていいほど共感出来る楽曲なのではないでしょうか。
7位:歌謡い
「歌謡い」は、2007年8月に発売された5thアルバム「ケツノポリス5」に収録されている楽曲です。
僕は「ロッキンオンジャパン」でケツメイシのライブを観たことがあります。
その際、最初の曲が「歌謡い」で、イントロが流れた時の高揚感は今でも記憶に残っています。
曲調の表情が変わるのが聴いていて楽しいノリノリになれる楽曲です。
6位:三十路ボンバイエ
「三十路ボンバイエ」は、2005年6月にリリースされた4thアルバム「ケツノポリス4」に収録されている楽曲です。
「三十路ボンバイエ」を知った当時、僕は10代でした。
その頃は、なんとなく三十路が人生の分岐点だと思っていました。
しかし、「三十路ボンバイエ」の歌詞では、イキイキしている30代が描かれています。
それにより、僕が抱いていた三十路に対するイメージが一気に覆されたのを覚えています。
明るい曲調なので、聴いていると前向きになれる曲でもあります。
5位:ドライブ
「ドライブ」は、2005年6月に発売された4thアルバム「ケツノポリス4」に収録されている楽曲です。
発売から17年、「ドライブ」は春夏にドライブソングとしてラジオで流れる機会が増えてきました。
「本当の名曲は長い時を経て伝わっていく」と何かで聞いたことがあります。
ここでは「ドライブ」を「隠れた名曲」として紹介しますが、遠くない将来「名曲」になるのではないでしょうか。
4位:街並
「街並」は、2008年6月にリリースされた6thアルバム「ケツノポリス6」に収録されている楽曲です。
「時が経てば街並も変わる。だけど思い出すのはあの日のことばかり」といった、街並を見て別れた人との過去に思い出を馳せる歌詞の内容になっています。
失恋、もしくは大切な人と別れた経験のある方なら必ず心に響く内容になっています。
かくいう僕も、これを聞いてすごく共感したのを覚えています。
3位:儚し
「儚し」は、2008年6月に発売された6thアルバム「ケツノポリス6」に収録されている楽曲です。
3位の「街並」と同様、切なさが溢れる極上の哀愁バラードです。
メロディーと歌詞がとても儚く、ケツメイシ史上最も切ない楽曲なのではないでしょうか。
切ない歌が好きな僕にとっては、大好物な楽曲です。
2位:カーニバル
「カーニバル」は、2007年4月にリリースされたメジャー17thシングル「トレイン」のカップリング曲で、6thアルバム「ケツノポリス6」にも収録されています。
僕は、友人がカラオケで歌っていたのがきっかけで「カーニバル」を知りました。
その時から「カーニバル」がすごくいい曲だと思っていました。
実際に聴いてみると、ど直球のお祭りソングでライブで聞いた時にはすごくテンションが上がったのを覚えています。
今でも定期的に聴く大好きな楽曲です。
1位:心の声
「心の声」は、2008年6月に発売された6thアルバム「ケツノポリス6」に収録されている楽曲です。
「心の声」の歌詞では、心の声に耳を貸さず、周りに流されて生きている人のことが描かれています。
「心の声」を聴いた当初、僕は他人の顔色ばかりを気にして嫌われるを怖がっていました。
なので、「心の声」の歌詞がすごく心に響きました。
ケツメイシはメロディーもさることながら、「言葉」に魅力があります。
現在は、Jポップアーティストに仲間入りしている感が否めませんが、本来はヒップホップアーティストです。
ラップに想いを乗せてファンを魅了してきた経緯があります。
ですので、ケツメイシの歌詞は心に響く歌詞が多いのです。
僕にとってそれを代表する楽曲が「心の声」なのです。