買い物やデート、子供のお迎え、アウトドアなど、どんなシーンにも使い勝手がよく被れるのがキャップです。
そんなキャップを重宝している方も多いのではないでしょうか。
ですが、キャップが似合わないと感じ、被るのを控える方も少なくありません。
確かに、キャップが似合わないケースはあります。
しかし、「キャップが似合わない」と感じている方は、似合っていないキャップを選んでしまっているだけなのかもしれません。
僕は、持っている数が100個を優に超えるくらいの帽子好きです。
キャップに限定しても約20個は持っています。
それだけあると、ヘビロテするお気に入りキャップから、買ったはいいものの、しっくりこなくてタンスの肥やしになっている補欠キャップまで、様々です。
キャップが似合う人と似合わない人の大きな違いは、「自分に似合うキャップを把握しているかどうか」のように思います。
今回は、帽子好きの僕が、キャップが似合わない原因と解決策をお伝えします。
【関連記事】「帽子が似合わない」は思い込み!顔型別に似合う帽子は必ずある!
キャップが似合わない原因
キャップが似合わない原因は様々なケースが考えられます。
主な原因は、以下が挙げられます。
・顔の形が面長
・小顔
・顔がでかい
・顔が大きい
・肌の色と合っていない
・髪型と合っていない
・コーディネートに合っていない
1つずつ見ていきましょう。
【原因①】顔の形が面長
顔の形が面長なのが原因で、キャップが似合わないケースがあります。
面長の方がキャップを被ると、縦長の顔が強調されてしまうためです。
面長の顔は、縦と横の比率が「3:2」です。
顎に丸みがなくシャープ、目と目の間隔が狭いなどが特徴に挙げられます。
【関連記事】【メンズ】面長タイプは帽子が似合わない?似合う帽子の選び方・種類・被り方を解説
【原因②】小顔
小顔の方は、キャップが似合わない可能性もあります。
それは、小顔の方が被ると、見える顔の範囲に対してキャップが大きいため、浮いて見えてしまうのです。
小顔が原因で帽子が似合わないのは、女性に多い傾向にあります。
【原因③】顔がでかい
おでこからアゴまでが広い、いわゆる顔がでかい方もキャップが似合わないケースがあります。
それは、キャップが実際より小さく見え、顔の大きさが強調されてしまうためです。
特に、被る部分が浅いローキャップを被ると、顔のでかさが際立ちます。
【原因④】頭が大きい
頭が大きいことが原因で、帽子が似合わないケースも考えられます。
そもそも頭が大きい方は、帽子のサイズが合っていない可能性があるためです。
それにより、帽子が相対的に小さく見えるのです。
【原因⑤】肌の色と合っていない
肌の色が、キャップの色と合っていない可能性も考えられます。
肌の色には相性が合う色、合わない色が存在します。
キャップの色と肌の色が合っていないと、顔が浮いて見えたり、くすんで見えたりする場合があるのです。
それが似合わないと感じる原因と考えらえます。
【原因⑥】髪型と合っていない
キャップと相性が合わない髪型になっている可能性も考えられます。
ボブなどの重ための髪型をしている場合がその傾向があります。
キャップを被ると、トップのボリュームが抑えられます。
すると、キャップから出る髪の毛がボリューミーになって、野暮ったく見えます。
その野暮ったさに、キャップが似合わないと感じているのかもしれません。
女性の中には、それが原因でキャップが似合わないと感じている方は少なくないでしょう。
また、ショートヘアの方が、キャップを被ると少年のような見た目になる場合があります。
それも、キャップが似合わない原因と考えられます。
【原因⑦】コーディネートに合っていない
キャップとコーディネートが合っていない可能性も考えられます。
それは、コーディネートと関連付けずにキャップを選んでいることが原因と考えられます。
キャップは、コーディネートの一部です。
コーディネートに合っていないキャップを被ると、チグハグな印象になります。
それが、キャップが似合わない原因になっていると考えらえます。
キャップが似合わない方の解決策
それでは、以上で挙げたキャップが似合わない原因の解決策をそれぞれお伝えします。
【解決策①】顔が面長の方
顔が面長の方は、縦長の印象を軽減することが解決の糸口になります。
そのためには、以下4つの解決策が挙げられます。
(1)斜め被り
キャップを斜め被りすると、ツバによって横のラインが強調されます。
それにより、縦長の印象を弱めることが出来るのです。
(2)深く被る
キャップを深く被ると、おでこがすっぽり隠れるので、顔の見える部分が小さくなります。
結果、縦長の印象を弱くする視覚効果があります。
(3)ワークキャップ
画像引用元:Amazon
ワークキャップは、トップ部分が平らな形をしています。
その平らが縦長のラインを潰す視覚効果があります。
また、ワークキャップは、トップを平らにしているため、横幅にボリュームが出る型になっています。
ワークキャップを被ると横のラインが加わるため、面長の印象を軽減する視覚効果もあるのです。
(4)ツバが大きいキャップ
【画像引用元】楽天市場
ツバが大きいキャップも、縦長の印象が軽減されます。
それは、大きいツバによって、縦長の顔が相対的に短く見えるためです。
【解決策②】小顔の方
小顔の方は、キャップが浮いて見えないように、見える顔の範囲を広くすることが大切です。
そのために、次の2つの解決策が挙げられます。
(1)浅く被る
キャップを浅く被ると、見える顔の範囲が広くなります。
(2)浅いキャップ
浅いキャップは、見える顔の範囲が狭くならないためです。
【解決策③】顔がでかい方
顔がでかい方は、ツバが大きいキャップをチョイスしましょう。
大きいツバが、顔がでかい印象を弱める視覚効果があるためです。
【解決策④】頭が大きい方
画像引用元:https://overridehat.com/howto/headsize/
頭が大きい方は、まず自身の頭のサイズを測りましょう。
頭のサイズの測り方は、上の画像のように、耳の付け根から指2本分上と額の中央部を当てるようのして頭周りを水平に測りましょう。
市販の帽子のサイズは、メンズが60センチ、レディースが58センチであるケースが多いです。
ですが、細かくは以下の5サイズに分けられます。
サイズ | SS | S | M | L | LL |
頭周り | 約52~54 | 約55~56 | 約57~58 | 約59~60 | 約61~62 |
髪の毛が伸びた際も考慮して、1センチプラスしたサイズのキャップを選ぶとよいでしょう。
【解決策⑤】キャップが肌の色と合っていない方
キャップが肌の色と合っていない方は、自身のパーソナルカラーを知ることから始めましょう。
パーソナルカラーとは、その人が持つ肌や髪、瞳などに馴染む色のことをいいます。
自身のパーソナルカラーを把握して、その色のキャップを被るのがベターです。
こちらの記事「メンズファッションに大切なパーソナルカラー:好きな色と異なる時は?」で、パーソナルカラーの自己診断が出来ます。
ぜほ、自己診断してみてください。
【解決策⑥】キャップと髪型が合っていない方
キャップを被るとボリュームが出て野暮ったくなる方は、髪の毛を耳にかけるとよいです。
そうすることで、見た目のボリュームがダウンします。
また、ショートヘアで少年っぽくなる方は、女性らしいデザインが入った帽子を被ってバランスを取りましょう。
それにより、少年っぽさが軽減されます。
【解決策⑦】キャップとコーディネートが合っていない方
コーディネートと合わない方は、キャップを無彩色のものに変えるとよいでしょう。
無彩色とは、ホワイト、グレー、ブラックのことを指します。
無彩色は、どの色とも相性が合うため、キャップとコーディネートが合わない方にオススメです。