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ZOZOHEATを着てみた感想!ヒートテックと比較もしてみた!

2019年1月14日

ZOZOヒート ヒートテック

いまや冬用インナーの代名詞にもなっているユニクロのヒートテック。

そんなユニクロにある会社が挑戦状を叩きつけました。
そう、アパレルのオンラインショッピングサイトのZOZOです。

2018年12月4日、ZOZOの前澤社長がtwitterで次のようなツイートをしました。

この新商品の正体は、新冬用インナーの「ZOZOHEAT」(ZOZOヒート)のことでした。

ZOZOHEATのページをのぞいてみると、
ヒートテックと比べ、いかにZOZOHEATが優れているかが散見されます。

ヒートテックを意識した紹介ページは、まさに”ヒートテックへの挑戦状”と言えるでしょう。

そこで、ヒートテック愛用者の僕としては、「ZOZOHEATはヒートテックより優れているどうか」を確かめずにはいられませんでした。

本記事では、実際にZOZOHEATを購入して着てみた感想と、
ヒートテックとの比較を中心に書いてみたいと思います。

 

ZOZOHEATの特徴

はじめに、ZOZOHEATの特徴について見ていきましょう。

 

サイズ

ZOZOHEATは、購入の際に身長や体重等を入力する必要があります。
入力を終えると、自動的に購入希望者に合ったサイズが提案されます。

「あなたサイズが見つかる」と謳っているだけあり
1,000以上ものサイズが用意されています。

”あなたサイズ”を着用することで、
肌と生地との間に無駄な隙間がなく、あたたかさと着心地のよさを期待出来ます。

 

素材

ZOZOヒート 素材

引用元:https://corp.zozo.com/news/20181207-6572/

ZOZOHEATは、繊維製品の大手メーカーのクラボウ(倉敷紡績)が特許を持つ特殊糸を使用しています。

この特殊糸は上記の画像のように、ウールの中で最高級と言われているメリノウールに、
水に強く上質な肌触りを持つテンセル™モダールという特殊なレーヨンを巻いた作りになっています。

ウールに繊維を巻くことで、ウール素材を着た時にありがちなチクチク感が軽減されるため
肌への優しさが実現されます。

 

種類

ZOZOHEATは、
ヒートテックと同様、化学繊維を中心につくられている「ZOZOHEAT」(ZOZOヒート)と、
肌に優しい天然繊維のコットンを中心につくられている「ZOZOHEAT COTTON」(ZOZOヒートコットン)
の2種類あります。

また、メンズとレディースの両方を見てみると
下記のようにネックの種類も多く用意されているのが分かります。

■メンズ
クルーネック(丸首)
Vネック

■レディース
Uネック(クルーネックより襟首が広い)
バレエネック(Uネックよりさらに襟首が広い)

 

値段

値段は、「ZOZOHEAT」が990円、「ZOZOHEAT COTTON」が1,290円です。
ただ、それにプラスして送料200円がかかります。

 

なお、以上の特長を説明している動画がありますので併せてご覧ください。

 

ZOZOHEATを購入して着てみた

特長を見ると、ヒートテック愛用者の僕でさえZOZOHEATに傾倒しそうになります。

期待に胸を膨らませなが、ZOZOHEATとZOZOHEAT COTTONの2種類を購入して着てみた感想を以下に書き連ねたいと思います。

 

購入してみた

まずは、ZOZOHEATから買い物を始めてみました。

ZOZOヒート 買えない

 

「カートの入れる」をクリックすると最適サイズを調べる画面になります。

ZOZOヒート

自身の身長と体重、年代、性別を入力すると自動で最適サイズが算出されます。

zozoヒート サイズ

僕の最適サイズは上記のようになりました。
最適サイズは瞬時に算出されます。

本当に最適なのかどうか、メジャーで測ってしてみました。

着丈とゆき丈の測り方は分からなかったので、胸囲だけ測ってみると
90.5センチでした。

表示された胸囲の最適サイズが86センチなので4センチほど差異がありました。

ただ、ZOZOHEATは自分でサイズを調整出来ます。

「86cm」の右の

ZOZOヒート

をクリックすると

ZOZOヒート

3cmごとに調整が出来るます。

89cmにしようと思いましたが、
着ていくと伸びるのを想定して86cmのまま、カートに入れました。

 

続いて、ZOZOHEAT COTTONの購入に進みました。

すると、売り切れていました。

送料が200円かかるので、注文するなら一度でZOZOHEATとZOZOHEAT COTTONの2つを発注したいと思い、
一旦注文を断念しました。

それから5日後に再び注文を試みたら、2つとも無事に同時購入出来ました。

 

商品が届くまでが早い

ZOZOヒート 購入

購入して2日後に届きました。
普段ZOZOで買い物をすることのない僕は、ZOZOの発送スピードの早さに驚きました。

 

封を開けてみた

ZOZOヒート

封を開けてまず目に入ったのが、襟首部分に品質表示が印字されていることでした。

裏を返せば、表示タグがついていないことを現しています。
表示タグは時にかゆみの原因になります。
弱い肌に対しての配慮を感じました。

 

着てみた感想

まずは「ZOZOHEAT」から着てみました。

身長、体重、年代を入力して"自分サイズ"の商品を買っただけに、
どれだけフィットしたものになっているのか心を躍らせながら着ました。

すると、下記のような感じになりました。

ZOZOヒート サイズ

「あれ?胴回りが緩くてフィット感がない。」

僕の率直な感想は、期待外れの一言でした。

しかし、すぐあることに気がつきました。

「そうか、あくまでも僕が入力した身長・体重・年代の人の平均値を算出してカスタムされたものなのか」

僕の場合、ヒートテックを着ても胴回りが緩いという同じ事象が起きます。
どうやら、僕は平均値より胴回りが細いのかもしれません。

胴回り以外の、着丈、裄丈は、胸部、腕は申し分ないフィット感でした。

ちなみに腕の長さはヒートテックと同様、袖からZOZOHEATが出ないよう9分丈の長さにつくられています。

 

ZOZOSUITを持っていてもジャストサイズは注文出来ない

では、僕のように”あなたサイズ”を購入してもジャストサイズにならない人は
ジャストサイズの購入は不可能なのでしょうか。

ZOZOと言えば、全身の寸法を測れる「ZOZOSUIT」(ZOZOスーツ)が販売されています。

ZOZOSUITでは下記画像のように身体のあらゆるサイズの計測が適います。

ZOZOスーツ 寸法

一方、ZOZOHEATでサイズを調整出来る部分は、胸囲、着丈、ゆき丈のみです。

ですので、ZOZOSUITを買っても、完璧な自分サイズのZOZOHEATを手に入れることは不可能のようです。
ただし、胸囲、着丈、ゆき丈をジャストサイズにしたい場合に限り、ZOZOSUITの購入は有と言えるでしょう。

 

ZOZOHEAT COTTONは買えない場合もある

冬用インナーは化学繊維でつくられているものが多く、
弱肌の方にとってはかゆみやあせもの原因になるケースが往々にしてあります。

肌に優しいコットンでつくられたZOZOHEAT COTTONは人気のようで、
買えない場合もあります。

僕の場合は、5日間空けて購入することが可能でした。

ですので、ZOZOHEAT COTTONが買えないという方は、
一定期間空けてから購入を試みてみましょう。

 

ユニクロのヒートテックとの比較

それでは、「ヒートテック」「ZOZOHEAT」「ZOZOHEAT COTTON」の3種類を比べてみましょう。

ZOZOは以下にようにヒートテックとの比較を公表しています。

  ZOZOHEAT ヒートテック
値段 990円(税込) 1069円(税込)
吸湿発熱温度(温度20℃・湿度40%の環境下で12時間以上調温調湿したのち、人間が発する水蒸気に似せた高湿度の空気を生地にあてたときの上昇温度) 2.9℃ 2.5℃
サイズ展開 1,000サイズ以上  8サイズ

参照元:http://zozo.jp/pb/zozoheat-comp.html

上記の表を見る限りでは、ZOZOHEATはヒートテックより安価な上、暖かさに優れています。
また、サイズ展開の多さはヒートテックを圧倒しています。

しかし、この表はZOZOが発表しているだけに、
ZOZOHEATが有利になるような比較表になっているかもしれません。

そこで、僕が公平に比較してみました。
すると以下の表になりました。

  ZOZOHEAT ZOZOHEAT COTTON ヒートテック
値段 990円(税込)※別途、送料200円がかかる。 1290円(税込)※別途、送料200円がかかる。  1069円(税込)
素材

アクリル48%
レーヨン44%
毛5%
ポリウレタン3% 

綿95%
ポリウレタン5%

レーヨン34%
ポリエステル33%
アクリル28%
ポリウレタン5% 
暖かさ よい  よい よい
着心地・サイズ感 よい  よい  よい
かゆみ かゆい かゆい 時々かゆい

 

【比較①】値段

商品のみでいえばヒートテックの方が高いですが、合計すると別途送料がかかるZOZOHEATの方が高価になります。
ただ、まとめ買いをすればZOZOHEATの方が安くなります。

ZOZOHEAT COTTONは他の2種に比べて若干高いですが、肌に優しいことを考えれば許容範囲ではないでしょうか。

 

【比較②】素材

ZOZOHEATとヒートテックは、化学繊維を中心に作られていますが若干使われている素材が異なります。

ヒートテックになくてZOZOHEATにあるのは毛です。

成分表に明記される毛とは、化学繊維のウールやカシミアやアルパカ、アンゴラなどの動物の毛を指すようです。
そのため、ZOZOHEATには天然素材も若干含まれているようです。

その点を含めると、ヒートテックよりZOZOHEATの方がわずかに肌に優しいと言えるかもしれません。

 

【比較③】暖かさ

正直、甲乙つけ難いです。
ZOZOが発表している吸湿発熱温度の違いは実感出来ませんでした。

 

【比較④】サイズ感

優劣つけ難いです。
僕の場合、ヒートテックとZOZOHEATの両方とも胴回りが緩いのでジャストサイズではありません。

 

【比較⑤】かゆみ

僕の場合、なぜかZOZOHEATとZOZOHEAT COTTONを着るとかゆかったです。
どうやら、僕の肌にZOZOHEATが合わないのかもしれません。
理由は分かりません。

 

こんな人にZOZOHEATがオススメ

ZOZOHEATを着てみて分かったのは、
「僕にはZOZOHEATは必要ない」ということでした。

なぜなら、着るとかゆい上に、フィット感はヒートテックと変わらないからです。
もしかしたら僕と同じような感想を抱く方も少なくないかもしれません。

一方で、ZOZOHEATの方がよいと感じる方もいると思います。

そこで最後に、
「こんな方にはZOZOHEATがオススメ」
を列記して本記事を締めたいと思います。

 

肌が弱い方

肌に優しい天然素材を中心につくられたZOZOHEAT COTTONがあるため。

 

ヒートテックを着るとかゆい

自身の肌にヒートテック合っていないのかもしれません。
ZOZOHEATを試す価値はあるのではないでしょうか。

【関連記事】ヒートテックを着るとかゆくなる?その原因と対策方法を紹介

 

ヒートテックだとサイズが合わない

冬用インナーの機能を発揮させるためには、フィット感が大切です。
ヒートテックのどのサイズを着ても合わない方は、
ZOZOHEATならピッタリのサイズに出会えるかもしれませんが。

 

ZOZOHEATの購入を検討してる方にとって本記事が参考になっていただけたら幸いです。

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かめたく

ファッションとプロレスをこよなく愛する元アパレル店員。独自理論に基づいた着こなし術や人気ファッションアイテムの体験記。また、マニアックな視点から捉えたプロレスの魅力をお伝えします。

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